量子ドット技術採用4K液晶の新モデルも

<CES>ハイセンス、画面巻取り式レーザーTV発表。東芝の名も挙げ“No.1 TVブランド”アピール

編集部:小野佳希
2020年01月09日
米国ラスベガスに世界中から様々な分野の企業が集う「CES 2020」。ハイセンスは、ディスプレイ部を巻取り式で収納できる「SELF RISING LASER TV」や、量子ドット技術を投入した4K液晶テレビ“ULED TV”新モデルなどを発表した。またプレスカンファレンスも開催し、東芝など傘下の企業名も出しながら、日本を含む各国でナンバーワンのテレビブランドになっているとアピールした。

画面が収納できる「SELF RISING LASER TV」の開発を発表

SELF RISING LASER TVは、スクリーンと超短焦点プロジェクターの組み合わせ商品で、同社が“レーザーテレビ”として展開するシリーズの新モデル。ロールスクリーンの収納が可能だが、ピーク光学性能は維持されるとのこと。なお、本機は正式に販売が決まっている新商品ではなく、今回はプロトタイプとしての発表となる。

また、Laser TVではTriChroma技術で色表現能力を高めたという“TriChroma Laser TV”「100L9」(100型)と「75L9」(75型)、DML(Distributed-Mode Loudspeaker)振動板により、画面全体を揺らしてサウンドを発する“Sonic Laser TV”「88L5V」も発表した。

100L9

そして量子ドット(Quantum Dot)技術を投入した4K液晶テレビ“ULED TV”では「H9G」と「H8G」を発表。「H9G」はピーク輝度1,000nits、最大180分割のエリア駆動を行う120Hz駆動対応モデルで、「H8G」はピーク輝度700nits、90分割エリア駆動というモデルとなる。なお両機とも映像エンジンには、AIを活用する独自の「HI-VIEW ENGINE」を搭載している。

2020年に投入する4K液晶テレビ新ラインナップ

ブースには既発売の8K ULEDテレビも

プレスカンファレンスでは、地元の中国だけでなく、南アフリカ、オーストラリア、そして日本でナンバーワンのテレビブランドになったとアピールした(ただし日本については“2019 Nov”と注釈あり)。2019年には東芝、スロベニアのgorenje(ゴレニア)、スウェーデンのASKOといったブランドをグループに迎え、海外での売上高が20%増加したことなども紹介した。

世界規模でテレビブランドとしての実績を積んでいるとアピール

また、グローバル・マーケットで2,000万台のテレビを販売し、アメリカでは50%以上の急成長を遂げたことも紹介。今年2020年には年間4,000万台販売にまで数字を伸ばし、世界2位のテレビブランドになることを目標に掲げた。

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