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7機種同時発表。日本展開は後日発表

<CES>JBL、初のゲーミングヘッドセット「JBL Quantum」。独自技術搭載、4月に全世界同時発売

公開日 2020/01/07 14:58 編集部:小澤麻実
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ハーマンインターナショナルは、JBLのゲーミングヘッドセット「JBL Quantum(ジェービーエル クオンタム)」シリーズ7モデルを「CES2020」で発表した。独自テクノロジーを搭載したシリーズで、2020年4月に世界同時発売予定。

最上位モデル「Quantum ONE」

「JBL Quantum」はJBLブランドとして初めての、ゲーミングに特化したヘッドセット。ゲーミングのために専用開発した音響技術「JBL QuantumSOUND Signature」により、リアルな没入感と正確な音の位置情報を提供。エコーキャンセル機能も備え、明瞭度の高いボイスコミュニケーションが可能だという。ラインナップは上位モデルから順に以下の7モデル。

Quantum ONE 299.95ドル
Quantum 800 199.95ドル
Quantum 600 149.95ドル
Quantum 400 99.95ドル
Quantum 300 79.95ドル
Quantum 200 59.95ドル
Quantum 100 39.95ドル

最上位モデル「Quantum ONE」は、音響テクノロジー「JBL QuantumSPHERE 360」を搭載。独自のアルゴリズムと内蔵のヘッドトラッキングセンサーにより、相手の動きや周辺の情報を瞬時に把握できるとしている。例えばユーザーが右を向けば、それまでゲーム内で正面にいた敵の音は自分の左側から聴こえる、といった具合だ。なお、DTS Headphone 2.0にも対応。機器との接続には3.5mmステレオミニ、またはUSB type-C/A端子が使用可能。アクティブノイズキャンセル機能も備える。

CESでのプライベートブースに展示されていた実機

最初の使用時にだけ本体のボタンを押してキャリブレーションを行いユーザー自身にサウンドを最適化させる

Quantum 800/600/400/300は、新開発のソフトウェア「JBL QuantumENGINE」によって自在に操作できるという「JBL QuantumSURROUND」音響テクノロジーを搭載。ヨコ方向だけでなくタテ方向にも広がる、立体的な音場を実現するという。Quantum 800以外は、アクティブノイズキャンセル機能は非搭載。またQuantum 300のみDTS Headphone 2.0は非対応となる。

「Quantum 800」は3.5mmステレオミニのほか、2.4GHz帯またはBluetooth5.0による無線接続にも対応。「Quantum 600」は3.5mmステレオミニと2.4GHz帯無線接続に対応。「Quantum 400」は3.5mmステレオミニまたはUSBでの接続に対応する。「Quantum 300」は3.5mmステレオミニまたはUSB Audio Adapterでの接続への対応となる。

Quantum 200は3.5mmステレオミニまたはPC Splitter、Quantum 100は3.5mmステレオミニでの接続に対応する。

Quantum ONE/800/600のイヤーパッドには高級プレミアムレザーと形状記憶低反発クッションを採用。Quantum 400/300/200/100のイヤーパッドはPUレザーと形状記憶低反発クッションを採用。どちらも長時間プレイでもストレスなく装着でき、プレイに没頭できるとしている。

また「Quantum ONE」と「Quantum 100」についてはボイスフォーカスマイクの取り外しも可能となる予定。

なお、日本への導入モデルや販売価格は順次発表するとのことだ。

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