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完全ワイヤレスイヤホンも大人気

<ポタフェス大阪>ナイコム、純白のホワイトメープルヘッドホン/ONZOは“ヘッドホンのサブスクサービス” をアピール

公開日 2019/09/09 17:59 編集部:成藤 正宣
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9月7日、大阪・梅田センタービルにて「ポタフェス AUTUMN/WINTER TOUR 2019 大阪・梅田」が開催された。本稿ではナイコム/サーモス/Skullcandy、またヘッドホンのサブスクリプションサービスを開始予定のONZOブース等の模様をお伝えする。

ナイコムブースでは、GRADOブランドから10月頃発売予定のヘッドホン「While」が出展。まず真っ白な塗装のホワイトメープルハウジングが目を引くが、ハウジング形状やドライバーも従来モデルから変更し、新しい要素をおおきく取り入れている。2019年いっぱいの限定生産モデルとして、9万円程度での発売を予定しているという。

GRADOのヘッドホン「White」は真っ白な塗装が印象的な新モデル

ハウジングの形状も従来モデルから変化させている

その他、RHAブランドからはBluetoothトランスミッター「Wireless Flight Adapter」が登場。2本の入力プラグを備え、航空機内のエンターテインメント機器にも接続して使用することができる。また、同時に2台までのBluetooth機器へ音声送信が可能で、音楽をシェアするような使い方にも対応している(関連レビュー)。

2本のプラグで航空機内でも使えるRHAのBluetoothアダプター

完全ワイヤレスイヤホン「True Connect」には新色がラインナップされた

株式会社ONZOは、同社が10月上旬から開始予定の “ヘッドホンサブスクリプション” サービスの紹介を行った。同社がラインナップする200種類以上のヘッドホンをレンタルしたり、Spotify/Apple Musicの情報を紐付けることで、よく聴く音楽に適したヘッドホンのレコメンドを受けられるという定額制のサービス。まずは10月上旬にテスト運用という形でスタートし、月額3,000円程度で一度に3台までヘッドホンをレンタルできるとのこと。

月額でヘッドホンをレンタルできるサブスクリプションサービスを開始予定のONZO

レンタル品はこちらのロゴ入りダンボールにはいって届く予定

サーモスは、VECLOSブランドから魔法びんの構造を応用したヘッドホン/イヤホン、スピーカーを出展。新製品となるワイヤレスポータブルスピーカー「SPW-500WP」は、いよいよ今月上旬から発売開始予定。ノートパソコンやタブレットの背面に設置することができ、左右分割構造のスピーカーボックスやパッシブラジエーター、デジタル補正技術により、立体感と低域の迫力に優れた音質を再現する。

VECLOSはタブレットやノートパソコンとの組み合わせに便利なポータブルBluetoothスピーカー「SPW-500WP」を出展。デジタル補正やアコースティックな手法でステレオ感と臨場感を味わえる

Skullcandyは、同社ヘッドホン/イヤホンの主力モデルをラインナップ。重低音に優れ、ヘッドホン自体も低音に合わせて振動するユニークな機構を備えたヘッドホン「Crusher」シリーズや、2020年2月まで、毎月限定カラーバリエーションを発売している完全ワイヤレスイヤホン「Push」などが人気。Pushの9月限定カラー “Moab Red” も、発売に先駆けて展示されていた(関連ニュース)。

Skullcandyは毎月新しいカラーバリエーションを発売する「Push」や重低音を感じられる「Crusher」を出展

AVIOTブースでは、ダイナミック/BAドライバーハイブリット構成の完全ワイヤレスイヤホン「TE-BD21f」「TE-BD21f-pnk」を出展。ロックバンド「凛として時雨」などで活躍中のドラマー・ピエール中野氏がチューニングしたTE-BD21f-pnkは、7月に開催された「ポタフェス2019東京」でも試聴に多くのファンが詰めかけていたが、ここ梅田でも整理券による試聴が行われるほど話題を集めていた。

ピエール中野氏チューニングの通称“ピヤホン” は大阪でも人気に


従来モデルの完全ワイヤレスや、TE-D01g用のシリコンケース・ジャケット等も展示
オウルテックも完全ワイヤレスイヤホン中心の出展で、軽量コンパクトモデルの「SAMU-SE03」、HDSSやaptXコーデック採用の上位モデル「SAMU-SE04」など既存モデルに加え、11月に発売予定という7,000円前後のモデル「SE-05」も参考展示。また、今後開発するモデルとして、大容量バッテリーを内蔵し充電の手間を減らす「SE-06」のモックアップも展示していたほか、クアルコムの最新チップセット「QCC5000」シリーズを採用したモデルの開発にも着手したいと担当者が話していた。


既存の軽量コンパクトモデル「SE-03」には、より女性向けのピンクモデルを追加する予定とのこと

11月発売の「SE-05」
1MOREブランドのイヤホンを展開するフリーウェイブースでは、10月頃から新たに取り扱いを開始するというMotorolaブランドの完全ワイヤレスイヤホンを参考出展した。スポーツタイプ/スティックタイプなど4種類を取りそろえ、いずれも10,000万円を切る見込み。通信機器を手掛けるMotorolaの製品らしく、通話品質も重視しているとのことだ。


フリーウェイが新たに取り扱うMotorolaブランドの完全ワイヤレス。こちらはケース両端に本体を取り付けるスティックタイプのモデル

1MOREブランドから、カナル型ではないセミオープンタイプの完全ワイヤレスも参考出展

NUARLブースでは、7月下旬から発売を開始した10,000円前後の防水・防汗完全ワイヤレスイヤホン「NT110」がメイン。上位モデルの「NT01」シリーズや、独自開発のダイナミックドライバーを搭載したワイヤードモデル「NX30A」「NX310A」など音質優先のユーザーもカバーするラインナップとしている。

防水/防汗を備えた「NT110」

独自開発のドライバーを備えたワイヤードタイプも

Ar:tioブースでは、独自技術により音の広がりの向上や聴き苦しさの軽減を行ったイヤホンを出展。左右のチャンネルをミックスし、音の広がりを一段と増す技術「WARPシステム」を搭載した最新モデルの「CR-M1」「CR-V1」は、8月30日まで実施していたクラウドファンディングにおいて多くの支援を集め、プロジェクトを無事完了。発送に向けて取り組んでいる。

一般的なイヤホンでは味わえない、スピーカーリスニング寄りの音場表現を独自技術で追求するAr:tio

GREEN FUNDINGブースでは、同社サイト上でクラウドファンディングを実施しているオーディオ/ガジェットを出展。すでに5,000万円以上の支援額を集めている、BoCoの骨伝導式完全ワイヤレスイヤホン「earsopen“PEACE”」のデモ機などが試聴できた。また、同社の公式VTuber「Abi&C.O.」によるトークイベントも実施。女性ファンが数多く訪れていた。

骨伝導完全ワイヤレスイヤホンは、より製品版に近づいたデモ機が登場予定

有線/ネックバンドモデルも発売済み


TaoTronicsからは、フィット感を追求した完全ワイヤレス「DUO FREE+」などが展示

スピーカーメーカーでもある北日本音響のイヤホンブランド・Mother Audioでは、ポップスなどに適したエントリーモデル「ME3」からハイエンドモデル「ME8」までダイナミック型イヤホン3モデルをラインナップ


Onsoは既存のMMCXリケーブルに新形状のプラグを導入。Etymotic Reserch製品など、ハウジング真横にMMCX端子が開いているイヤホンに適合する

AZLAブランドとのコラボ製品も手掛けているケーブルブランド・LabKable


手頃な価格、ハイレゾ対応、MADE IN JAPANの3点が特徴のSATOLEX。現在、アルミ筐体モデルを開発中


パイオニアのワイヤレスオーディオ・Stellanovaは、音質を追求しカスタマイズしたコンセプトモデルを出展。製品化は決定していないが、聴くと高音域を中心に違いが明らか

独自導体のケーブルや、ソニーのモニターヘッドホン「MDR-M1ST」に対応する固定ネジ付きプラグのケーブルを出展。プラグは自作ユーザー向けに単品販売も予定しているとのこと


ブリスオーディオは、多種多様なプラグに対応したソニー「NDR-M1ST」用ケーブルや、今月末発売予定という7万円前後のケーブル「MIKUMARI」を出展。取り回しと音質のバランスを重視しているという


オヤイデ電気は、ZEPHONEブランドの新製品としてラインナップ予定のリケーブル「VR1」を参考出展。端子はMMCX/2pin/A2DCを用意

Wagnus.はレアな導体を用いた一点物のケーブルや、Campfire Audio「IO」など特定の機種にマッチするよう作られたケーブルを販売


STAXは静電型イヤースピーカーのフルラインナップを展示。来場者にノベルティも用意していた

スピーカーリスニングのような「頭外定位」を再現したヘッドホンCrosszone「CZ-10」「CZ-1」を、同社が取り扱う真空管アンプやマルチメディアプレーヤーでドライブ

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