スポーツモデル「Vert」など新製品5機種

<IFA>Skullcandy、デジタルNC搭載 “震えるヘッドホン”「Crusher ANC」など新製品を大量発表

編集部:川田菜月
2019年09月05日
Skullcandyは、独ベルリンにて開催される「IFA2019」開幕に先立ち、プレスカンファレンスを実施。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した“震えるヘッドホン”「Crusher ANC」や、完全ワイヤレスイヤホン「Sesh」など5モデルを、ADVENTURE/TRUE WIRELESS/IMMERSIVEと3つカテゴリーに分けて発表した。

SkullcandyがIFA 2019開幕に先立ち、プレスカンファレンスで新製品を発表した

■IMMERSIVE AUDIO「Crusher ANC」「Method ANC」

Crusher ANCは、低音を振動で体感できる“震えるヘッドホン” Crusherシリーズの最上位モデル。Bluetoothはバージョン5.0、コーデックは新たにaptX HDもサポートするという。発売日は9月18日を予定、欧州価格は299.99ユーロ(米299USD)。カラーはDeep Red/Fearless Black/Black/Tanの3色展開とのこと。

「Crusher ANC」Deep Red/Fearless Blackが会場で確認できた

従来モデル「Crusher 360」をベースに、同社初のANC機能搭載ワイヤレスヘッドホン「Venue」の高いノイズ低減効果を組み合わせたと説明している。

従来モデル「Crusher 360」、ANC機能搭載ワイヤレスヘッドホン「Venue」と並んで展示

なおVenueのANC機能とは異なり、本機ではデジタル処理によって外部ノイズを低減し、クリアな音質を実現するとのこと。周囲の音を確認したい際には、左側のイヤーカップにあるタッチセンサーに触れると、ANC機能をオフにする「アンビエントモード」が利用できる。

左側ハウジングに触れると、ANC機能がオフとなりアンビエントモードが利用できる

低音再生については、従来から再生周波数帯域を拡大した重低音再生技術の「Adjustable Sensory Bass」を搭載。ハウジング部に備えられた調整用のスライダーによって振動の度合いを変えられる。同社は「これまでで最も広く、最も正確な低音」とアピールしている。

「Adjustable Sensory Bass」により低音再生をさらに強化。ハウジング部のスライダーで調整ができる

さらに新機能として、個人に合わせて音質を最適化する「Personal Sound(パーソナルサウンド)」を搭載。専用アプリ「Skullcandy」から3分ほどの簡易的な聴覚検査を行い、ベースラインやボーカルなど各帯域の聴こえ方について、ユーザーの耳に最適化した音質プロファイルを生成する。

「Personal Sound(パーソナルサウンド)」を搭載

アプリを用いて音質を個人に最適化する

本機能はスウェーデンの「Audiodo」の技術を採用したもの。生成された音質プロファイルはヘッドホン本体に保存され、接続デバイスを変えても適用される。アプリはiOS/Android両対応で、複数の音質プロファイル登録やパーソナルサウンド機能のON/OFFのほか、ペアリングやファームウェア更新なども行えるとのこと。なお、本アプリは製品発売と合わせてローンチされる予定だ。

内蔵バッテリーは最大24時間の連続再生が可能。急速充電にも対応しており、10分で3時間の音楽再生も行える。折りたたみ可能な機構を採用し、専用キャリングケースも付属。有線使用も可能でAUXケーブルも同梱する。

またVenueで初めて採用された、スマートトラッカー「Tile」のトラッキング技術を本機にも搭載。Tileアプリを用いてヘッドホンを鳴らしたり、最後に接続が切れた場所と時間を表示することで、ヘッドホンを容易に探すこともできる。

同カテゴリーからは、同社初のANC機能を搭載したワイヤレスイヤホン「Method ANC」も発表。ブースにて展示される予定だ。カラーはDeep Red/Fearless Blackの2色。発売日は9月19日、価格は99.99ユーロの予定。

同社初のANC機能搭載ワイヤレスイヤホン「Method ANC」

本機は最大8時間の連続再生が可能。10分の充電で2時間利用できる急速充電にも対応する。ケーブルには操作リモコンを装備、ペアリングしたデバイスの音声アシスタント機能を呼び出すこともできる。ハンズフリー通話にも対応する。

イヤホン部にはマグネットを内蔵し、使用しない時には左右イヤホンをくっつけて首かけすることも可能。Tileトラッカーも内蔵しており、紛失リスクを抑えているとのこと。他には、フィット感を高めるといイヤーチップ「FitFin Gels」を採用、本体はIPX4の耐水性能を備えており雨や汗などにも強い仕様だ。

■TRUE WIRELESS AUDIO「Sesh」

Seshは、「Push」「Indy」に続く同社完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルとして、ラインナップの中でも最もコンパクトなサイズを実現。アメリカではすでに発売されており、価格は49USD(欧州価格は59.99ユーロの予定)。日本では10月頃の導入予定とのこと。

「Sesh」

エントリー機種にあたるSeshでは、「PERFECTLY SIMPLE」をコンセプトとし、操作は単一ボタン式を採用。音楽再生や通話応答、音声アシスタント機能などのコントロールが素早く行えるとアピールしている。

Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC。イヤホン本体の連続再生時間は3時間で、付属の充電ケースと合わせて合計10時間の使用が可能だ。IP55の防水防塵性能も装備し、カラーはIndigo/Deep Red/Fearless Blackの3色展開となる。

カラーはIndigo/Deep Red/Fearless Black

イヤホンの紛失や破損した場合、割引価格で購入できる独自の保証制度「Skullcandy Fearless Use Promise」を付帯。本体価格も抑えられており、保証と合わせて「ユーザーの不安を和らげ、完全ワイヤレスイヤホンにトライしやすい環境を提供する」としている。

■ADVENTURE AUDIO 「Vert」「Ink'd Active」「Method Active」

Vertは、クリップ式のBluetoothダイヤルを備えたワイヤレスイヤホン。アウトドアスポーツなど過酷な使用環境にも耐える機能性を持つとしており、アメリカでは10月15日に発売開始、欧州や日本でも10月に導入予定とのこと。欧州価格は79.99ユーロ(米79USD)。

「Vert」

本機の特徴は丸いBluetoothダイヤルで、クリップ式としたことでゴーグルのバンド部分やバックパックのショルダー部など、どこにでも装着可能としている。また、音量調整や通話応答、音声アシスタントの呼び出しなどの操作ボタンも装備する。

またイヤホン部は「Stay Aware」デザインという設計が施され、耳に装着した状態でも飛び出ることなく、ヘルメットなどを被っても快適に収まるとしている。その上で周囲の音を取り込むことができ、安全に使用できるとのこと。イヤーチップは本機もFitFin Gelsを採用し、フィット感の向上が図られている。

Bluetoothはバージョン5.0、コーデックはSBCをサポート。連続再生時間は12時間、10分で2時間使用できる急速充電にも対応する。本体はIPX4の耐水性能を装備、Tileトラッキング機能も内蔵される。カラーはFearless Black。

同カテゴリーの新製品として、Method ActiveとInk'd Activeの2機種も発表。いずれも10月の発売予定で、欧州価格はそれぞれMethod Activeが69.99ユーロ、Ink'd Activeが59.99ユーロとのこと。

「Method Active」

「Ink'd Active」

Method Activeは、「Skullcandyの製品の中で最も耐久性がある」というワイヤレスイヤホン。IPX7の高い防水性能を備えており、軽い運動からトレイルランニングなどのハードなスポーツまで対応するとしている。

ハウジングにはマグネットを内蔵し、使用しないには左右をくっつけて首かけすることも可能だ。連続再生時間は10時間。カラーは Fearless Black/Elevated Oliveを用意する。

Ink’d+ Activeはネックバンド型のワイヤレスイヤホン。15時間の連続再生が可能で、本体はIPX4の防水性能を装備。カラーはFearless Black、Deep Redをラインナップする。

両モデルともTileトラッキング機能も内蔵、10分の充電で2時間の連続使用ができる急速充電にも対応する。

同コーナーにはアメリカでは既発の「Icon Wireless On-Ear Headphone」も展示されていた

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