独自レーザー光源採用

<IFA>JVC、新4K/HDR対応DLPプロジェクター「LX-NZ3」。新画質モード「フレーム アダプト HDR」も

編集部:小野佳希
2019年09月08日
ドイツで開催されている世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2019」。JVCは、4K/HDR対応DLPプロジェクターの新モデル「LX-NZ3」を発表した。また、D-ILAプロジェクターの一部モデルをアップデートし、新画質モード「フレーム アダプト HDR」機能を追加することも明かした。

LX-NZ3

■新4K HDR対応DLPプロジェクター「LX-NZ3」

「LX-NZ3」は、独自レーザー光源技術「BLU-Escent」を採用したDLPプロジェクターの新モデル。同社初のDLPモデル「LX-UH1」の上位機という位置づけで、新たにオートトーンマッピングを搭載したほか、輝度もLX-UH1の2000ルーメンから今回3000ルーメンへと向上している。

敢えて明るい環境でのデモを行い昼間のリビングなどでも使えるモデルであることをアピール。なお暗室のシアタールームスペースでは後述のフレーム アダプト HDR機能のデモを披露するなどしていた

「オートトーンマッピング」は、HDRコンテンツのメタデータをもとに、自動で画質を最適化するというもの。D-ILAモデルの8K対応機「DLA-V9R」や4K対応機「DLA-V7/V5」で搭載している機能が、今回DLPモデルにも搭載された格好だ。なお、HDR規格はHDR10とHLGに対応している。

DLPデバイスは0.47インチのDMで、レンズは1.6倍ズームに対応。光学式レンズシフトも対応し、垂直±60%、水平±23%のシフトが行える点などはLX-UH1と同様だ。

天面にシフト調整用のつまみを装備

HDMI端子は2系統備え、「HDMI 1」がHDCP 2.2に対応。端子類にはそのほかD-Sub15ピンとRS232、12Vトリガー、電源供給用のUSB Type-A、およびUSB mini-B(サービス専用)を備えている。

端子部

ヨーロッパでは11月末から12月初め頃に、3499ユーロでの発売を予定。日本市場への投入も検討しているという。

■新機能「フレーム アダプト HDR」

「フレーム アダプト HDR」は、シーンごとのピーク輝度をフレーム単位で分析し、ダイナミックレンジを自動調整する機能。オートトーンマッピング処理を1フレーム単位で行うというと分かりやすいかもしれない。例えば暗いシーンに合わせて手動で調整すると、逆に明るいシーンで白飛びが発生してしまうことがあるが、本機能を利用することでそうした問題をクリアできる。

ファームウェアアップデートで本機能を追加提供。画質モードの選択項目にフレーム アダプト HDRという項目が追加される。

Frame Adapt HDRが画質モードの選択肢に追加される

本アップデートの対象機種は、DLA-NX9(日本での型番はDLA-V9)、DLN-N7(DLA-V7)、DLA-N5(DLA-V5)、およびDLA-RS3000/2000/1000。

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