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8芯モデルもラインナップ

Beat Audio、独自の新導体と構造で生まれ変わったリケーブル「Vermilion MKII」。7月26日発売

公開日 2019/07/24 18:31 編集部:成藤 正宣
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ミックスウェーブは、同社が取り扱う中国Beat Audioの新製品として、独自の冶金技術に基づく新導体を採用した朱色のイヤホンケーブル「Vermilion MKII」を、7月26日より発売する。

4芯構造の「Vermilion MKII」(オープン価格/市場想定価格49,800円前後)と8芯構造の「Vermilion MKII 8-Wire」(オープン価格/市場想定価格72,500円前後)の2モデルをラインナップ。それぞれプラグは3.5mm/2.5mm/4.4mm、コネクタはMMCX/2pinが用意される。

「Vermilion MKII」(4芯モデル/8芯モデル)

これまでオーディオイベント等で参考出展されていた製品が、正式に発売日と価格を決定したかたち(関連ニュース)。

2014年発売のイヤホンケーブル「Vermilion」(関連ニュース)の第2世代にあたる製品。シリーズの特徴である朱色は、従来モデルでは高純度無酸素銅に少量のミネラルを含ませた独自導体から生じていたのに対し、本モデルではシースの素材に由来するものとなっている。また、ケーブルの一部からは内部の構造が透けて見えるようデザインされている。

朱色のシースの一部から導体が透けて見えるデザイン

独自の新導体は、高純度単結晶銅をベースとして「素晴らしい音響特性を得るために粒子レベルで配列を整えた」という特殊な合金。この新導体で製作した導電糸の束に、1t以上の圧をかけてフラットに引き伸ばした単結晶銅のアイソレーションシースを巻き付け、らせん状の構造を形成している。これにより、ノイズや歯擦音の低減、柔軟性の向上といった利点や、レコード音源からインスピレーションを得たという温かみのあるウォームなサウンド、従来モデルよりも自然で広大なサウンドステージを実現したとする。

特殊合金の導体意図の周囲に平たい単結晶銅を巻きつける

導電糸は数ダースごとに特殊なチューブを巻くことで外気を遮断し、酸化を防止。また、朱色のシースは上位モデル「Billow」「Prima Donna」などと同様、特許出願中の柔軟性に優れた素材を採用している。

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