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アトモス/DTS:Xに対応

パナソニック、Technics開発陣が音質チューニングした3.1chサウンドバー「SC-HTB900」

2019/06/18 編集部:小澤貴信
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パナソニックは、同社のオーディオブランドTechnics(テクニクス)の技術を採用した3.1chサウンドバー「SC-HTB900」を7月19日より発売する。価格はオープンだが、10万円前後での実売が予想される。

「SC-HTB900」(シアターバー部)

サブウーファー部

従来モデル「SC-HTB885」の後継に位置付けられるモデルで、同社シアターバーとして初めて、テクニクスの開発チームと共に音質チューニングを行ったことを示す「Tuned by Technics」を冠した。さらには、テクニクスのフルデジタルアンプ「JENO Engine」も採用する。出力は総合505W。

本体には「Tuned by Technics」のロゴが配置されている

サラウンドフォーマットは、ドルビーアトモスおよびDTS:Xに対応。バーチャル再生によって、高さ方向を含む立体音場を再現する。HDMI入力は2系統、HDMI出力(ARC対応)は1系統を搭載。4K/HDRのパススルーに対応する。そのほか、光デジタル入力も備えている。

Wi-Fi/有線LANを内蔵してのネットワーク機能に対応。Chromecast built-inに対応しており、Android端末などで再生したコンテンツの音を本機から楽しめる。同社のネットワークオーディオ操作アプリ「Panasonic Music Control」にもアップデートで対応し、BDレコーダー“DIGA”に保存した音楽のネットワーク再生も行えるようになる予定だ。なお、Bluetoothも内蔵している。

Works with Googleアシスタント対応により、Googleアシスタント対応のスマートスピーカーとの組み合わせによる音声操作にも対応する。

音質面では、フルデジタルアンプ「JENO Engine」の搭載により、高解像度な音源のダイナミックレンジを損なうことなく、ノイズや歪みを排除したクリアなサウンドを実現するといている。また、バースピーカー部が受け持つ再生帯域幅を拡大し、サブウーファーとのクロスオーバーも変更。これにより臨場感をさらに向上させたとする。

3ch分のスピーカーをシアターバー部に内蔵

入力を示すディスプレイも用意

サウンドバー部のスピーカーは、L/Rchが2ウェイ・3スピーカー/バスレフ型で、65mmウーファー×2と16mmトゥイーター×1で構成。センターchが1ウェイ・2スピーカー/密閉型で、65mmフルレンジ×2で構成されている。サブウーファーはバスレフ型で、16mmユニット×1の構成となる。

SC-HTB900のユニット構成

スピーカーユニットとエンクロージャーも刷新。回路基板の設置を工夫し、スピーカーボックスの容量を大幅に拡大したとのこと。キャビネット構造も強化し、音質劣化を招く振動を抑制している。また、スピーカーユニットの低域再生能力の改善することで、周波数特性を向上させ、より低い周波数までを再生することが可能になったと紹介されている。

サウンドバー部の外形寸法/質量は、1050W×78H×129Dmm/約6.0kg。サブウーファー部の外形寸法/質量は、180W×408H×306Dmm/約5.4kg。

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