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調達資金は630,000,000円

オンキヨーと米DTSが資本提携、AIソリューション向けIoT基板やモジュールを共同開発

2018/09/04 編集部:押野 由宇
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オンキヨー(株)は、米DTS社と、資本業務提携に関する契約を締結し、DTS社を割当先とした第三者割当による新株式の発行を実施する。

平成30年9月3日の取締役会において決議。発行新株式数は普通株式7,000,000株で、これによる調達資金は630,000,000円。DTS社がオンキヨーの株式6.70%を取得するかたちとなる。株式の払込期日は9月19日を予定。

DTS社との資本業務提携について、オンキヨーのAV事業の主要製品であるAVレシーバーにおいて「dts」「DTS Play-Fi」などDTS社開発の音声規格に対応していることなどから、両社技術の強みを融合することで、AIソリューション向けIoT基板およびそのモジュール化の開発を行っていくとしている。

両社は、業務提携およびそれに伴う資本提携を視野に入れた検討を開始する基本合意に至ったことを6月20日に発表していた(関連ニュース)。

なお、今回の新株式発行により、オンキヨーの主要株主に異動が生じる見込みだ。第三者割当増資の効力発生後、パイオニア(株)が同社普通株式にかかる総議決権数に対する割合が10.43%から9.77%となり、オンキヨーの主要株主に該当しないこととなる。本主要株主の異動による平成31年3月期連結業績への影響はないとされている。

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