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ドルビーアトモスやApple Airplay等にも対応

ソニー、4Kチューナー内蔵液晶テレビスタンダード機「ブラビア X8550G/X8500G」

2019/04/23 編集部:小野佳希
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ソニーは、同社製テレビ“4K BRAVIA”(ブラビア)新モデルを大量発表。本稿では、一部スペックを抑えることで手頃な価格を実現した新4K衛星放送(BS 4K)チューナー内蔵の液晶モデル「X8550Gシリーズ」と「X8500Gシリーズ」を紹介する。

BRAVIA X8550Gシリーズ

X8550Gシリーズ
・KJ-75X8550G(75型)予想実売価格45万円前後
・KJ-65X8550G(65型)予想実売価格28万円前後
・KJ-55X8550G(55型)予想実売価格20万円前後

X8500Gシリーズ
・KJ-49X8500G(49型)予想実売価格16万円前後
・KJ-43X8500G(43型)予想実売価格14.5万円前後

両シリーズとも基本的なスペックは同一。スタンド部や一部のデザインが異なるほか、より大型のX8550Gシリーズは後述する音声面での新機能「Acoustic Multi-Audio」を搭載する点が主な違い。X8500Gシリーズは通常のバスレフ型ステレオスピーカー搭載となる。

地デジ/BS/110度CSチューナー2基に加えて、新たにBS/110度CS 4Kチューナーを2基搭載。4K放送を本機単体で受信できることに加え、裏番組録画も行える。なお各チューナーとも1基は視聴専用、1基が録画専用となる。また、HDR信号はHDR10/HLG/ドルビービジョンに対応している。

背面

映像プロセッサーには、2018年モデルから引き続き「HDR X1」を搭載。倍速駆動にも対応し、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」およびトリルミナスディスプレイ技術も昨年から引き続き搭載している。なおバックライトはエッジ型で部分駆動には対応していない。

両シリーズのリモコン

音声面では両シリーズともドルビーアトモスに対応。2019年内に提供するアップデートによって対応を予定している。

X8550Gシリーズは上記のように新機能「Acoustic Multi-Audio」を搭載。機体下部に配置したフルレンジスピーカーに加え、上部へ新たに「サウンドポジショニング トゥイーター」を配置して高音および音場の広がりを強化。これにより、まるで画面から音が出ているかのように音像を定位させるという。

機器入力の切り替え時やEPG(番組表)などのUIも新たなデザインに変更。リモコンも新たに無線リモコンに変更し、先端をテレビに向けずにチャンネル変更を始めとする各種操作が行えるようにするなど、使い勝手の改善を図っている。

また、AppleのAirplay 2やHomeKitにも2019年内のアップデートで対応予定。iTunesやiPhoneで撮影した写真をテレビの大画面で視聴したり、「ヘイSiri、ブラビアの電源をつけて」などのようにHomeKit搭載デバイスからブラビアを操作できるようになる。なお、Chromecast built-inなどAndroidデバイスとの連携機能も引き続き搭載している。

そのほか、ネット動画アプリの起動時間を従来の最大1/4に短縮するなど「サクサク操作」も搭載。Netflixアプリなら約1秒で高速起動できるほか、YouTubeアプリも起動時間を従来の1/2に短縮した。加えて、電源オンや入力切替、音量切替の時間も最大で約1/2になったという。

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