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Dolby Atmos/DTS:X/ハイレゾ再生に対応

ソニー、“ほぼ全てのディスク/ファイル”が再生できるUHD-BDプレーヤー「UBP-X1100ES」を海外発表

2019/04/05 編集部:平山洸太
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ソニーは、UHD-BDプレーヤー「UBP-X1100ES」を海外発表した。2019年5月の出荷開始が予定されている。

UBP-X1100ES

「ホームシネマやオーディオ・ヴィジュアル愛好家、カスタムインストーラーにおいて、没入型エンターテイメントの新しい基準になるモデル」だと同社は説明。Dolby AtmosとDTS:Xに対応する。

また「ほとんどのディスクやファイル形式が再生できる」とアピール。光学式メディアではUHD-BD、BD-ROM、DVD-Video、SA-CD、DVD-Audio、CD、CD-R/-RW、DVD-R/-RW/+R/+RW(2層にも対応)などに対応。その他の記録媒体ではUSBメモリー、外付けHDDに対応する。

使用イメージ

再生可能な音楽ファイル形式では、DSD/FLAC/ALAC/AAC/WAV/MP3をはじめ、WMA、HEAAC、Vorbis、Monkey's Audioなどに対応。映像でもXVID/WMV/AVCHD/MPEG2/MPEG4から、VC1、Motion JPEG、VP9などといった形式にも対応する。写真ではJPEG/GIF/PNG/BMP/MPO MPF 3Dといった形式の再生も行える。

DACには32bitのものを採用。ネイティブで最大11.2MhzのDSD、最大192kHz/24bitに対応する。ハイレゾ認証も取得しており、HDMIでは最大8ch・96kHzのLPCM、2.8MのDSD出力を行うこともできる。独自のアップスケーリング技術「DSEE HX」を搭載することで、MP3などの圧縮音源をCDやハイレゾに近い品質に変換することもできるという。

DSEE HXのイメージ

映像面として、HDRではHDR10/DOLBY VISION/HLGの3つに対応。4Kへのアップスケーリングや、BRAVIAモードも備える。さらにHDRをSDRに変換する機能も搭載。この機能によりコントラストと色を調整、HDR非対応の再生デバイスにおいても最適な表示が行えるとしている。

そのほかBlueooth(送信)を搭載しており、 LDACにも対応。Wi-Fiに対応することで、Netflixなどの4Kストリーミング再生にも対応する。マルチルーム再生などが可能な「ソニールームリンク」を使用することもできる。

筐体面では、独自のフレーム/ビームシャーシを採用。これにより堅牢な構造が実現でき、微振動の抑制や効果的な電気的シールドを施したとする。さらに高品質素材で作られたというヒートシンクやディスクドライブを搭載することで、長時間の視聴においても筐体全体の温度を低く保つという。

独自のフレーム/ビームシャーシを採用

ヒートシンク/ディスクドライブ

外形寸法は430W×54H×265Dmmで、質量は3.9kg。入力端子として、HDMI2.0×1、HDMI1.4(音声のみ)、アナログRCA出力(赤/白)、光デジタル(角型)、同軸デジタル、イーサネット、USB、RS-232C、IR REMOTEを搭載する。

背面イメージ

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