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遊べるアトラクション満載

Galaxy Harajukuで見られる、ある意味「折りたたみスマホ」や「S10」よりすごいモノ

公開日 2019/03/16 07:00 編集部:風間雄介
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原宿のど真ん中、明治通りのH&Mビル横に、突如真っ黒なビルが出現した。ガジェットファンならすでにご存じの方が多いかもしれないが、「Galaxy Harajuku」が3月13日にオープンしたのだ。

原宿のど真ん中に出現した真っ黒いビル「Galaxy Harajuku」

Galaxy Harajukuはその名の通り、サムスンの「Galaxy」の魅力を様々な角度から体験できるビルで、地下1階から6階まで計7フロアに渡って、製品の展示や技術の紹介、そして様々なアトラクションが用意されている。 入場は無料。

VRの体験アトラクションも数多く、カフェスペースも充実。さらにGalaxyの特徴を使った、工夫を凝らした展示が行われており、誇張ではなく半日程度じっくり楽しめるスペースとなっている。週末のおでかけスポットにも良いだろう。

すでにサイト上には様々な体験レポートがアップされているので、当サイトならではの視点で、この「Galaxy Harajuku」の魅力を紹介していく。

ビルに入ったらまず、入り口付近のウェルカムデスクを訪れると、「バディ」端末を借りることができる。バディとは相棒という意味だ。このバディ端末を使ってアトラクションを予約したり、ビルの中の様々なゾーンを体験してポイントを貯めることができる。また、このバディ端末で写真を撮ると、登録したメールアドレスへ写真が送られてくるとのこと。なお、今回借りられたバディ端末はGalaxy Note9だった。

1F入り口近くにあるウェルカムデスク

バディ端末を無料で借りることができる

さて1Fには、先日バルセロナで行われた「MWC」、その前にニューヨークで行われたGalaxyの特別イベントで披露された最新モデルが早くも展示されている。

まずは、折りたたみスマホ「Galaxy Fold」。こちらは触れる状態での展示ではなく、折り曲げる動作も行われていなかったが、「開いたらこんな感じか」「こんな感じに畳むのか」という基本的なことは理解することができた。

折りたたみスマホ「Galaxy Fold」。まだ曲がった状態は見られない

折りたたむ途中の状態は見ることができる

そして「Galaxy S10」「Galaxy S10+」は、早くも実際に手にとって体験することができる。グローバルモデルだが、しっかり日本語表示されているので迷わず操作できる。

「Galaxy S10」「Galaxy S10+」の展示も

「Galaxy S10」を手に持ったところ。かなり軽く、手にしっかり馴染む

実際に手にとって触ってみて、筐体のサイズ感や持ちやすさ、パンチホールの見え方、キビキビした操作感、カメラ性能などを体験できる。いち早く最新スマホに触れたいという方は要注目だ。

底部にはイヤホンジャックが見える

話題のパンチホール。写真はS10+のもの。少し横長

さて、こういったスマホやガジェットファンなら思わず生唾モノの展示がある一方、オーディオビジュアルファンなら、1F奥に置いてあるディスプレイにも注目したいところだ。

何気なく置かれているこのディスプレイ、普通に通り過ぎてしまいそうになるが、実はサムスンのマイクロLEDディスプレイ「The Wall」なのだ。

サムスンのマイクロLEDディスプレイ「The Wall」

画面サイズは146インチで、今年1月にCESで置かれていたものと同じサイズとなっている。しかもディスプレイの周囲に柵などはないので、好きなだけ近く寄ることができる。その気になればルーペで画素構造を確認することもできるだろう(怪しまれて止められるかもしれないが)。

実際の画素を撮影!

日本で「The Wall」が一般に展示されたのは、記者が知る限り、今回が初めてのはず。残念ながら再生されていた映像はあまり画質が良くなく、とにかく明るさを強調したものなので、繊細な映像の表現力がどの程度かはわからないが、マイクロLEDならではの超高輝度性能は十分堪能することができた。

もうひとつディスプレイ関連では、地下1階に置かれているディスプレイにも注目したい。「Galaxy Media Wall」と名付けられたこのディスプレイ、なんと横35台×縦9台、計315台の「Galaxy Note 9」によって構成されている。

計315台の「Galaxy Note 9」で映像を表示する「Galaxy Media Wall」

ところで、Galaxy Note 9のディスプレイ解像度は1,440×2,960ピクセルだ。ここから計算すると、このGalaxy Media Wallは水平50,400ピクセル×垂直26,640ピクセル、総ピクセル数はなんと約13億4,266万にもなる。8Kや4Kなどという次元ではない。横50Kの超々高解像ディスプレイなのだ。

もちろん、再生されている映像は、この解像度をフルに使ったものではなく、解像感は大して感じない。だが、このディスプレイにはものすごいポテンシャルが眠っているということに思いを馳せると、見方も変わってくると言うものだ。

さらにさらに、このGalaxy Harajukuビルの外壁には、約1,000台の「Galaxy Note 9」を使ったディスプレイもある。もうここまでくると解像度を計算するのも面倒になってくるが、そこを頑張って計算してみると、総ピクセル数は42億6,240万。意味不明なほどの超高解像度ディスプレイだ。ただしこの外壁のディスプレイ、さすがに昼間だと外光のほうが明るいため、あまり目立たない。夜に見るのが良いだろう。

そのほか2Fには、Galaxyの主力製品と一緒に、ハーマンインターナショナル取り扱いのJBL、ハーマンカードン、AKGなどのワイヤレススピーカー、ワイヤレスヘッドホンも多数展示されており、グループ一体となって商品のアピールを行っている。

2FにはJBLのスピーカーとGalaxyスマホの組み合わせも

AKGのワイヤレスヘッドホン「Y500」

以下、フォトレポートでGalaxy Harajukuを紹介していく。

1F入り口付近から撮影。奥行きも長い!

Galaxy S10+を持ったところ。画面が大きいが持ちづらさはほとんどない


サムスンは長年オリンピックの公式携帯電話スポンサーを務めている

1998年の長野オリンピックで使われた携帯電話


2Fにはカフェスペースも。インスタ映えするメニューも用意している

地下1階。カスタマーサービスコーナーも用意されている


Galaxy VRを使った4DXの体験デモ。VR系アトラクションは非常に充実している

歴代のサムスン製ケータイ、Galaxyスマホなども見られる


2Fでは、Galaxyにキーボードやモニターを接続する「Dex」も体験できる

ロボットのプログラミングなどが楽しめるキッズコーナー


ディスプレイのガラスをロボットが運ぶ様子も見ることができる

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