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ノッチ無し、画面で3D指紋認証

サムスン、5Gモデルなど「Galaxy S10」4機種。HDR10+表示・撮影に初対応

2019/02/21 編集部:風間雄介
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サムスンは、同社スマートフォンのプレミアムラインにあたる製品として「Galaxy S10」を発表した。

画面サイズが5.8インチの「Galaxy S10e」、6.1インチの「Galaxy S10」、6.4インチの「Galaxy S10+」、そして5G通信に対応した6.7インチの「Galaxy S10 5G」の4モデルを展開する。

「Galaxy S10」シリーズ

価格はS10eが749.99ドルから、S10が899.99ドルから、S10+が999.99ドルから。米国では様々なキャリアから発売される。

Galaxy S10 5Gは、2019年の前半に発売予定で、最初はベライゾンの独占提供となる。 AT&TやSprint、T-Mobileなどの通信事業者向けは、今夏遅めのローンチとなる予定。

ディスプレイにはいわゆるノッチがなく、縦持ちした際の右上部分に円形または横長のホールがある。そこにカメラなどを備えている。

同社はGalaxy S10に搭載したディスプレイについて、世界初の「Dynamic AMOLED display」と紹介。初の「HDR10+」認証スマートフォンで、ダイナミックトーンマッピングによりビビッドな映像を実現できるとしている。サウンド面でもAKGによるステレオスピーカーを搭載したほか、ドルビーアトモスにも対応している。

また画面には、3次元の指紋スキャナーを搭載。3次元にすることによって2次元スキャナーによる安全性の低下を防ぎながら、画面に直接触れて認証する利便性を実現したという。

カメラは、人間の視覚に近い123度の超ワイドレンズを搭載。これによって人間が見ているものをそのまま画像として残せるという。またデジタル手ぶれ補正機能も進化させ、たとえダンスしながら撮影しても滑らかな撮影が行えるとのこと。さらに背面カメラではHDR10+ のHDR動画撮影が可能だ。

背面カメラの数はモデルによって異なる

またカメラにはニューラルプロセッシングユニット(NPU)を搭載。AIを活用して自動的にシーンを認識し、美しい映像を生成する機能も備えている。なお背面カメラの数は、S10eが2基、S10とS10+が3基、S10 5Gが4基となる。

プロセッサーは64bit オクタコアで、7nmプロセスのものと8nmプロセスのものを市場や通信事業者によって異なるという。RAMはモデルによって6GB〜12GB、フラッシュメモリーは128GB〜1TBから選べる。

そのほか、スマホ自体がQiワイヤレス充電の供給を行える「Wireless PowerShare7」なども搭載している。

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