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左右個別伝送に対応し音切れも軽減

フォステクス、MMCX採用の完全ワイヤレスイヤホン「TM2」をNAMMに出展。イヤホン部を交換可能

公開日 2019/01/24 14:21 編集部:成藤 正宣
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FOSTEXは、米アナハイムで開催される楽器展示会「The NAMM Show 2019」にて、開発中の完全ワイヤレスイヤホン「TM2」を参考出展することを発表した。

「TM2」

TM2は、正式発表は2019年3月頃、発売は2019年春頃を予定しているという完全ワイヤレスイヤホン。形状は耳掛けフック型を採用し、イヤホン本体/装着感を調整する“フレキシブル・ショート・ケーブル”/Bluetoothレシーバー部の3パーツで構成。パーツはそれぞれ着脱することができる。

イヤホン本体とフレキシブル・ショート・ケーブルの着脱にはMMCXコネクターを採用しており、これによりユーザーお気に入りのMMCX採用イヤホンを完全ワイヤレス化することも可能。また、オプションとしてカスタムIEM 2pinコネクタ/FitEar 2pinコネクタを採用するフレキシブル・ショート・ケーブルの発売も予定しているという。

イヤホン本体は独自開発の6mmダイナミックドライバーユニットを搭載。「ドライバーユニット本来の性能を最大限に堪能できる」というミニマルデザインを採用する。

BluetoothはVer.5.0に準拠。チップセットにクアルコム「QCC3026」を採用することで接続を安定させると共に、左右のユニットそれぞれが再生端末と個別に信号伝送を行う「True Wireless Stereo Plusモード」にも対応(関連ニュース)。対応端末と接続する際、左右ユニット間の音切れのストレスを大幅に軽減できるという。

インターフェースとして音楽再生/通話操作用のタクトスイッチと、音量調整/AIアシスタント呼び出し用のタッチセンサーを内蔵。さらにIPX5の防滴を備える他、専用スマートフォンアプリと連携することで5バンドのイコライザー、外音取り込み機能「LANDSCAPE SOUND」などを利用することもできるという。充電には専用クレードルが用意される。

イヤホン部の再生周波数帯域は10Hz〜40kHz、インピーダンス16Ω。Bluetoothの対応コーデックはaptX/AAC/SBC。

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