HOME > ニュース > <CES>ソニーから同社初の8Kテレビ登場。 “ブラビア MASTER”「Z9G」、98型/85型

8K X-Reality PROを搭載

<CES>ソニーから同社初の8Kテレビ登場。 “ブラビア MASTER”「Z9G」、98型/85型

公開日 2019/01/08 10:15 編集部:風間雄介
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ソニーは、CES 2019において、同社初の8Kテレビ “ブラビアMASTER” 「Z9G」シリーズを発表した。画面サイズは98型と85型の2サイズ。発売時期や価格は春に発表予定で、日本で発売するかどうかは未定。

“ブラビアMASTER”「Z9G」シリーズ

98型モデル

同社独自の映像プロセッサー「X1 Ultimate」に、8K超解像アルゴリズム用の専用データベースを内蔵。あらゆるコンテンツを8Kにアップコンバートする「8K X-Reality PRO」を実現した。

また、進化した独自のバックライト技術「バックライトマスタードライブ」についても、8K向けに最適化したバックライトLEDモジュールと制御アルゴリズムを新規開発した。

解像度が4Kから8Kに上がると開口率が下がり、バックライトが同じだと輝度が下がってしまうが、うならないよう、LEDモジュール自体やアルゴリズムを工夫することで、Z9Dなどと比べても、圧倒的に高い輝度を実現できたという。

またバックライトを工夫して輝度を上げたというと、熱も気になるところだが、これも相当な工夫を行ったという。空冷や水冷などの手法は採らず、ファンレスで放熱しているとのこと。

背面部。白く光っているところはフラッシュによるもの

脚部。筐体が相当重いのか、立派なスタンドとなっている

そのほか、Netflixと共同開発した「Netflix画質モード」を搭載している。

音質面では、画面の上下に4つのスピーカーを搭載した「Acoustic Multi-Audio」を採用した。さらにドルビーアトモスにも対応している。また、センタースピーカーモードにも対応している。さらに、後日のアップデートでドルビーアトモスにも対応するとのことだ。

BRAVIA MASTERは発表会でもフィーチャーされた

HDMIのバージョンはHDMI 2.1。eARCに対応する予定だ。そのほか「4K/120pの入力にも対応したい」というから期待したい。

そのほか、Googleアシスタント built-in対応で、ブラビアに話しかけることでテレビの電源ON/OFF、チャンネルの切り換えなどが行える。またアップルのAirPlay 2とHomeKitにも、将来的なアップデートで対応する予定だ。

AirPlay 2に対応したことによって、iPhoneやiPad、Macからコンテンツをストリーミング再生できる。さらにHomeKitとAirPlay 2の合わせ技によって、iPhoneなどに「ヘイSiri」と語りかけることで、テレビの電源ON/OFF、コンテンツの再生などが行える。iPhoneユーザーが多い日本では、多くのユーザーに受け入れられそうだ。

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