ヘッドホン/アンプ個別の単品販売も

HIFIMAN、“594万円の静電型ヘッドホンシステム” のジュニアモデル「SHANGRI-LA jr」

編集部:成藤 正宣
2018年11月30日
HIFIMAN JAPANは、静電型ヘッドホンと専用アンプで構成されるヘッドホンシステム「SHANGRI-LA jr」を、12月12日より発売する。オープン価格だが、85万円前後での実売を想定する。なお、ヘッドホン/アンプの単品販売も行い、それぞれ42万円前後/52万円前後の販売を想定する。

「SHANGRI-LA jr」

今年10月に行われたオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭り2018」でも出展された製品が、価格/発売日を正式に決定したかたち(関連ニュース)。

2017年に発売された、594万円の静電型ヘッドホンシステム「SHANGRI-LA」(関連記事)の特徴を引き継ぎ、ナノ技術を用いたヘッドホン構造や専用設計の真空管アンプなどを採用。同時に価格を抑えることで「かつてないほどのコストパフォーマンスの高さ」を謳っている。

ヘッドホンには、ナノ粒子でコーティングした厚み0.001mm以下の振動板を用いた「ナノテクノロジードライバー」を採用。極薄の振動板により、ゼロに近い歪率、素早いレスポンス、7Hz〜120kHzの広い帯域特性を実現、音楽のニュアンスを余さず再現するという。

ヘッドホン部は「SHANGRI-LA」同様ナノテクノロジードライバーを搭載

また、電極に使われる金属メッシュは幅約50μmという細かさで音質に影響を及ぼしにくく、フレームには歪を低減する特殊合金を採用。ダストカバーもナノ単位の厚みで製造されており、音への影響を排除している。ヘッドホンとしてのデザインも人間工学に基づいており、長時間のリスニングでも疲労しにくいとしている。

電極のメッシュやダストカバーも精密に製造され、音への影響を排除する

アンプはどのような机に設置しても合うよう工業デザインに基づき新規設計。マッチングを取った4本の「6SN7N」真空管を搭載し、「これまでにない豊かで温かみのある音質を約束する」としている。ボリュームにはディスクリート構成の24段アッテネーターを採用して歪を抑制する。

アンプは工業デザインに基づき新規設計された

ヘッドホンのバイアス電圧は550〜650V。アンプの外形寸法は400W×265H×108Dmm、質量はヘッドホンが374g、アンプが1,100g。

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