アクセサリーメーカーも様々な製品を出展

<ヘッドホン祭>STAX、80周年記念の「SR-009」ブラックモデル/AKGプロ向けヘッドホンに折り畳み対応モデル

編集部:成藤正宣
2018年10月28日
10月27日から28日にかけて、東京・中野サンプラザで行われているオーディオイベント「秋のヘッドホン祭2018」。本記事では、11階 アネモルームを中心に、各メーカーのブースの模様をお伝えする。

STAX

STAXは、10月11日に発表した同社創立80周年記念するスペシャルモデル「SR-009BK」を出展した。発売は12月13日で、価格は380,000円(税抜)。

80周年記念製品「SR-009BK」を出展

2011年発売の「SR-009」をベースに、チューニングはそのまま、高級感のあるブラックアルマイト仕上げとしたもの。180台限定で、1台ずつシリアルナンバーが振られるプレミアム仕様となっている。

また参考製品として、昨年発売の静電型ヘッドホン専用アンプ「SRM-T8000」にUSB-DAC基板を追加したデモ機を公開。SRM-T8000の背面には機能拡張用のスロットが設けられており、そこに同軸デジタル/USB端子を備えた基板を装着したものとなる。あくまで参考出展であり、製品化の時期は現時点では未定とのこと。

SRM-T8000の追加ボート装着モデルを参考出展。USB-DACを追加しデジタル入力が使用できる

また、今回は製品の出展は無いものの、以前からイベントで公開してきた「SR-002」「SR-003 mk2」の遮音性を向上させるカバーについて、いよいよ発売に向けて見通しが立ったとのこと。これまで遮音性重視/開放感重視という2パターンに分けた試作品を公開していたが、製品版では開放型のヌケ感を損なわず音漏れを防止する、さらなる改良を施しているそうだ。

遮音キャップも発売が近づいているという

ヒビノ

ヒビノは、AKGのプロ向けプロダクトラインより、今冬発売予定のヘッドホン新モデル3製品を出展した。

AKGのプロフェッショナル向け製品から新モデルを発売

ラインナップは密閉アラウンドイヤー型の「K275」(2万円前後)、開放アラウンドイヤー型のK245(1.8万円前後)、密閉オンイヤー型のK175(1.6万円前後)という3モデル。いずれも感度を高く、インピーダンスを低く設計しているため、ポータブル機器でも駆動可能。また、AKGのプロ向けモデルとしては珍しい、折りたたみにも対応。3軸に動かせるヒンジを採用しつつも耐久性を重視した構造に仕上げている。いずれも従来モデル同様、ミニXLRでケーブル交換にも対応する。

耐久性の高い3軸ヒンジなどで携帯性と耐久性を両立

金井製作所

金井製作所は、自社ブランドKaNaDeのオーディオ機器向けインシュレーター各種を出展。プレーヤー向け、アンプ向けなど、機器ごとに最適なパフォーマンスが発揮できるよう設計しており、会場で販売も行っていた。また、同社の他分野への関わりの紹介として、チェロなどで使用する楽器用インシュレーター製品も参考展示。オーディオ同様、楽器でもインシュレーターを使用することで、より良い音の響きが得られるという。

アンプやプレーヤー、ケーブルなど各種インシュレーターを出展

マス工房

マス工房は、同社が制作するヘッドホンアンプを出展。ブースでは、フルバランスのポータブルヘッドホンアンプで4.4mmジャックを搭載する「model428」、XLR端子を搭載する「model424」の2モデルを試聴できた。また、27日午後には据え置き型の「model406」もブースに到着。14階 S’NEXTブースにも提供しており、finalのヘッドホン「D8000」と組み合わせて試聴することもできる。

小型のバランス接続アンプや据え置きタイプを出展

オーディオみじんこ

主にオーディオケーブルを扱っているオーディオみじんこは、同社製作のヘッドホン/イヤホンケーブルを出展。通常販売しているモデルの他、イベント時など限定で販売しているというケーブルも取り揃えている。

通常ラインナップではない特別なケーブルも展示している

イベント限定ケーブルは、錫メッキ銅とOFCを3層構造にするなど独自の工夫を採用。また、採用製品の少ないマイナーな接続端子にも対応して製作している。

BIT SOUND

BIT SOUNDは、ユーザーの耳型から製作することで高い遮音性と装着感が得られるカスタムイヤーピースを出展。対応するイヤホンのモデルやカラーリングなどの確認や、製作相談を受けている。

ユニバーサルIEMでさらなるフィット感が得られるカスタムイヤーピースを展示

また先月、JH AUDIO「Billie Jean」用カスタムイヤーピースの製作に新たに対応。AZLA「HORIZON」、DITA「Fealty」「Fidelity」など、今年発売のイヤホン向けのものも引き続き製作を受け付けている。

話題のモデルにも順次製作対応している

onso

onsoは、同社の制作するヘッドホン/イヤホンケーブルを出展。イヤホン端子はMMCX、カスタムIEM 2pin、ゼンハイザー IE80S、オーディオテクニカ A2DCなど、プラグも3.5mm、2.5mm、4.4mmと幅広くラインナップする。

幅広い端子に対応したケーブルラインナップを展開

また今回、同社がラインナップするケーブル4モデルの特徴を記載したリストをブースに用意。それぞれ異なる導体を組み合わせ、各モデルの音質傾向がひと目で比較できるようになっている。

同社製品の比較もよりわかりやすく

センサフォニクス

センサフォニクスは、同社が製造するシリコン製カスタムIEMや、ユニバーサルIEM「j-phonic」、その他聴覚保護グッズなどを出展。また今回、リニューアルした製品カタログもブースで配布を開始した。

シリコンIEMや聴覚保護グッズなども展示

ブースではj-phonicの試聴のほか、一部の同社製品に内蔵されたマイクから外音を取り込み、再生中の音楽と立体的にミックスする「3D Active Ambient」、イヤーモニターから出力されている再生音をデシベル表示できる「dBチェッカー」など、主にプロ向けに供給されている製品も試すことができた。

「dBチェッカー」など業務向けの製品も試せる



当社ブースではプレミアムヘッドホンガイド等書籍も好評発売中

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