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11Fと13Fのロビー出展社をまとめて紹介

<ヘッドホン祭>beyerdynamic「XERENTO WIRELESS」はもうすぐ?/カナルワークスの最上位ユニバーサル

2018/10/27 編集部:風間雄介
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本日10月27日・28日の2日間、東京・中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドホン祭2018」。会場から、ティアックやカナルワークスをはじめとした、13Fと11Fのロビーに出展した注目ブランドの出展内容を紹介していく。

ティアックは2ブランドのワイヤレスに注目

ティアックブースの目玉は2機種のワイヤレスヘッドホン・イヤホンだ。発売されたばかりのKOSS「Porta Pro Wireless」と、発売日未定ながら注目のbeyerdynamic「XERENTO WIRELESS」が展示されていた。

KOSS「Porta Pro Wireless」

KOSS「Porta Pro Wireless」は、ロングセラーモデル「PORTAPRO」の音質や外観をそのままにワイヤレス化した製品。バッテリーやアンプ部をヘッドホン部に内蔵すると外観や音が変わってしまうため、ケーブル部に備え、ワイヤレス化を果たした。想定売価は12,800円。

ケーブルにはマイク内蔵のリモコンを装備。音楽再生/停止や曲送り/戻し、音量調整が可能なインラインボタンを備えており、ハンズフリー通話にも対応している。本体は折りたたみもできる。

もうひとつのbeyerdynamic「XERENTO WIRELESS」は、ちょうど一年前のヘッドホン祭でも参考展示されていたモデル。その後も、よりよい製品を作るために妥協無き開発を続け、内部にも手を加え、ようやく完成に近づいたという。ドイツではもうすぐ発売される。国内での発売時期はまだ未定だが、「なるべく早く発売したい」(ティアック関係者)とのこと。早期の市販を期待したいところだ。

beyerdynamic「XERENTO WIRELESS」

「XERENTO WIRELESS」はリモコン部も高級感あふれる

カナルワークスは最上位ユニバーサルIEM「CW-U77」

カナルワークスは、3ウェイ8ドライバー搭載のユニバーサルIEM(インイヤーモニター)同社最上位モデル「CW-U77」を中心に展示を行った。

カナルワークス「CW-U77」

ハンドメイドによる透明度の高いシェルなどカスタムIEMを連想させるデザインを採用。シェルの形状も、カナルワークスの知見を活かし、より多くのユーザーにフィットする形状を実現したという。またアルミ削り出し加工による高精度ノズル、カスタム用と全く同じ2Pin仕様のプラグなどを備えている。

価格は148,000円(税抜)だが、実際の音を聴いた来場者からは「この音でこの値段は安い」との声も聞こえた。

ラディウスと共同開発したBluetoothケーブルでカナルワークスのイヤホンを駆動

またこれもすでに発表済みの製品だが、Bluetoothケーブル「HC-M100BTCW」も出展。ラディウスの協力により、カナルワークスのカスタムIEMに合わせて2Pin仕様のコネクタを部品レベルから開発したとのこと。このケーブルはラディウスブースにも置かれていた。

MHAudioのスピーカー「WAON」と小型アンプ「DA-1」の組み合わせ。8cmフルレンジ1発ながら、臨場感溢れるサウンドを再生していた

PCと接続してのデスクトップスピーカー用途も提案


ご存じバンナイズブース。各種ケースやバッグを展示していた

JAPAEAR 5周年を記念したイヤホン「JE-390」¥3,900(税込)


クラウドファンディングで資金を募る予定という、純金を採用したJAPAEARの新製品

同じく純プラチナを使ったモデル


池田補聴器が展開する、米Starkeyのカスタムインイヤーモニター「Tunz」。約9万円のワンプライスで販売

フェースプレート、シェルカラーもすべて選べる


ヘッドホンのイヤーパッドに被せるmimimamo。新色や新カラーは特になかった

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