すでに40以上の会社が支持

「HDR10+」技術ライセンス・認証プログラムの提供開始。FOX、パナソニック、サムスン共同設立会社で

編集部:押野 由宇
2018年06月21日
米国時間6月20日に、20世紀フォックス、パナソニック、サムスンが共同設立したHDR10+ Technologies LLC社が、HDR10+技術ライセンス・認証プログラムの開始を発表した。

HDR10+技術は、フレーム毎あるいはシーン毎の映像の輝度・彩度・コントラストに応じた最適なトーンマッピングを行うことで4Kテレビの画像表示を最適化するというもので、現在のHDR10の拡張規格。IFA2017の段階で発表されていたが、いよいよ正式にライセンスを開始した格好となる(関連記事)。

今回開始されたHDR10+技術ライセンスとロゴ認証は、技術規格と認証規格を満たすことで、HDR10+技術に関心のある会社に広く提供される。そしてHDR10+認証プログラムは、対象の製品毎の技術要件を元に、対象製品が高いレベルの画質を実現することを保証するという。

HDR10+ロゴの表示を元に、HDR10+認証製品を特定することができる。ロイヤリティフリーで提供され、すでに映像の制作・流通・再生に関わる40社以上の会社からの支持を得たとしている。

20世紀フォックスのエグゼクティブバイスプレジデント、兼フォックス・イノベーション研究所長のDanny Kaye氏は「HDR10+の技術ライセンス・認証プログラムは次世代の映像体験へ向けての前進です。HDR10+は幅広いレンジのTVや関連機器での画質向上によって、全てのお客様の映像視聴体験の向上を実現するのです」とコメント。

パナソニック テレビ事業部長の筒井俊治氏は、「このHDR10+技術ライセンス・認証プログラムは、4Kテレビで映像を視聴するお客様に対して、映像制作者の意図を忠実に表現したHDR10+映像の提供を改めて保証するものだと信じています」と述べた。

またサムスン米国研究所の業界関係担当副社長のBill Mandel氏は、「より大画面かつ高画質のテレビの需要が拡大する中で、今回のHDR10+技術ライセンス・認証プログラム開始を発表することは我々にとって大きな喜びです。当プログラムは消費者の利益を念頭において開発され、HDR視聴体験のさらなる向上へのコミットメントと、HDR10+エコシステムの世界展開を目指しています」としている。

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