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OTOTENスタンプラリーにも参加

エディピット、HDR10/HLGにも対応した映像キャリブレーションソフトをOTOTENでデモ

2018/06/01 PHILE WEB編集部
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エディピットは、6月16日・17日に開催される日本オーディオ協会主催「OTOTEN 2018」(事前来場者登録はこちら)にて、米国SpectraCal社の映像キャリブレーションツール「CalMAN」(カルマン)のデモンストレーションを行う。同社ブースは、ルームG409に設けられる。

映像キャリブレーションソフトの「CalMAN Home Enthusiast」と測定用カラーメーター「C6-HDR」

CalMANは、メーカーを問わず、あらゆるタイプのディスプレイ、プロジェクターに対応した、世界でいちばん互換性の高い映像キャリブレーションソフトとして知られる。

OTOTEN会場では、すでに国内発売されているホームシアター向けの家庭用キャリブレーションソフト「CalMAN Home Enthusiast」(カルマン・ホーム・エンスージアスト)を紹介する。

本商品は、液晶テレビや有機ELテレビなどのディスプレイの性能を正しく引き出すために、客観的な基準で調整できるものだ。特にパナソニックのビエラ上位モデルに対してはオートメーション(AutoCal)により自動キャリブレーションが可能で、映像調整に関する深い知識が無くても映像キャリブレーションが可能となっている。

CalMANを使った、パナソニックVIERAの自動キャリブレーションのシステム図

デモンストレーションは、パナソニックの液晶テレビ「TH-50AX800」を使って行われる。映像キャリブレーションの必要性や、手順などの理解を深めるにはよい機会となる。さらに、これから発売されるLG OLED 2018最新の有機ELテレビは、「HDR10」「HLG」の調整が可能な「3DLUTオートキャリブレーション機能」が搭載されたという。現時点でのテレビメーカーの対応状況、テレビ側のメニュー操作手順などの説明をうけることができる。

カラーマネジメントシステムの画面

キャリブレーション前のディスプレイの測定データ画面

また、参考出品で6月発売の「DVS UHD HLG-HDR Test Pattern Suite」を紹介。本来、キャリブレーションソフトを使ってHDRの映像調整をするためには別途HDRに対応したソースジェネレーターが必要になるが、本ディスクが簡易的に代わりになるという。同製品はデジタルダウンロードしてUSBドライブで利用するMP4/TS版(HLG/HDR-10)と、HDR-10 UltraHD Blu-ray Disc版が用意されている。

「DVS UHD HLG-HDR Test Pattern Suite」のタイトル画面

同社では、OTOTENスタンプラリーの商品に「DVS UltraHD HDR-10Video Calibration Disc」を5本を提供している。使い方を知るためにもブースを訪ねてみたい。

OTOTENスタンプラリーの商品に提供される「DVS UltraHD HDR-10Video Calibration Disc」

エディピット OTOTEN 2018展示概要
会場:東京国際フォーラム
日時:2018年6月16日(土) 10:00 - 19:00
   2018年6月17日(日) 10:00 - 16:00
場所:ガラス棟 4F-G409

OTOTEN 2018の事前来場者登録はこちら

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