HOME > ニュース > 64 AUDIO、独自のドライバー制御技術を搭載したハイブリッドイヤホン「tia Trio」

ダイナミック型を1基、BA型を2基搭載

64 AUDIO、独自のドライバー制御技術を搭載したハイブリッドイヤホン「tia Trio」

公開日 2018/05/23 16:55 編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ミックスウェーブは、米カスタムIEMブランド 64 AUDIOより、ハイブリッド型イヤホン「tia Trio」を5月25日から発売する。価格はオープンだが、276,700円前後での実売が想定される。

「tia Trio」

tia Trioはダイナミックドライバー1基とBAドライバー2基を搭載したハイブリッド3ウェイ・3ドライバー構成のイヤホンで、先行して「春のヘッドホン祭」にて公開されていた(関連記事インタビュー記事)。BAドライバーは、2kHz - 10kHzまでの帯域の中高域と、8kHz - 22kHzの高域をそれぞれカバーしている。

4ウェイ・4ドライバー機「tia Fourte」の設計思想を引き継いだとしており、高域用BAドライバーには独自の「tia(Tubeless In-ear Audio)」テクノロジーを採用。筐体の一部をオープンにすることで音の共振やダンパーによる減衰を排除、ドライバーが持つ本来の音を直接得られるとしている。また音導孔を1つにするシングルボア設計を施し、tiaドライバーのポテンシャルを最大限に引き出すとしている。

特許出願中の独自技術「FXC(FrequencyeXtension Chamber)」も新たに搭載。内部に設置したチャンバーでダイナミックドライバーをより正確に制御し、空気室のサイズを最適化、ダイナミックドライバーの背圧から生まれる空気の流れでスムーズにドライバーを駆動させるというもの。これによりミッドレンジの再現力を向上させるとしている。

独自技術「FXC」を新たに搭載

同ブランドの独自技術“第二の鼓膜”「apexテクノロジー」も採用。さらに、独自技術「LID(リニアインピーダンス・デザイン)」により、ハイレゾ対応DAPやスマホなど出力インピーダンスが異なる機器と接続しても音のバランスに影響が出ないよう設計される。

筐体素材には堅牢なアルミニウムを使用。ブラッシュド加工が施してエレガントなデザインに仕上げたとのこと。

周波数特性は5Hz - 22kHz、インピーダンスは5.5Ω、感度は104dB。付属ケーブルの長さは約122cm。S/M/LサイズのTrueFidelityイヤーチップとシリコンイヤーチップを付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド64 AUDIO
  • 型番tia Trio
  • 発売日2018年5月25日
  • 価格¥OPEN(市場想定価格276,700円前後)