HOME > ニュース > <ヘッドホン祭>V-MODA、BTヘッドホン「CROSSFADE II WIRELESS」を参考出展/「FitEar Custom」に行列

ORBは「HD700」用リケーブルなど

<ヘッドホン祭>V-MODA、BTヘッドホン「CROSSFADE II WIRELESS」を参考出展/「FitEar Custom」に行列

公開日 2017/04/29 20:22 編集部:伊藤 麻衣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
4月29日(土)・30日(日)と中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭2017」。本稿ではFitEar/ローランド/ORBなどのブース出展内容をまとめて紹介する。

■FitEar

FitEarでは、シェルデザインに“ミドルレッグシェル”を採用したカスタムイヤーモニター「FitEar Custom」をメインに展示していた。

「FitEar Custom」

FitEar Customは、シェルの耳に入る部分を従来モデルより短くした“ミドルレッグシェル”を採用。これにより、遮音性は維持しつつカスタムIEM特有の密閉感が緩和され、カスタムIEMの装着に慣れていない初心者にも付けやすいモデルとなっているという(関連ニュース)。また、同社スタッフは「構成は非公開だが、周波数は現行品の中で最もワイドレンジになっている。パーツにも一切妥協していない」と言っていた。

これが“ミドルレッグシェル”。耳穴に入るノズルが短めになっている

また、従来は収納ケースとしてペリカン製ハードケースが付属していたが、FitEar Customでは、より持ち運びやすいセミハードケースが付属する。一般販売の時期と価格はまだ未定だが、本イベントでは会場限定価格75,000円(税抜)で先行販売を実施していた。

セミハードケースを付属

「FitEar Custom」の試聴を待つ長い列ができていた


■ローランド

ローランドは、同社が取り扱うV-MODAからはBluetoothヘッドホン「CROSSFADE II WIRELESS」を参考出展。本機は、50mmデュアルダイヤフラムドライバーを搭載したBluetoothヘッドホン。コーデックはaptXに対応。ステレオジャックを備え、有線接続時にはハイレゾ再生にも対応する。また、新たに折りたたみ機構を採用しており、持ち運びやすくなっている。再生周波数は5Hz〜40kHz。価格は未定だが、6月頃の発売を予定している。

V-MODAのaptX対応Bluetoothヘッドホン「CROSSFADE II WIRELESS」

同じくV-MODAからは、スポーツ向けハイレゾ対応イヤホン「FORZA」「FORZA METALLO」や、そのBluetoothモデル「FORZA METALLO WIRELESS」(関連ニュース)も出展されていた。

V-MODA「FORZA」「FORZA METALLO」「FORZA METALLO WIRELESS」

イヤホンブランドであるAudioflyの製品も出展。BAドライバーを片側6基搭載したインイヤーモニターのフラグシップモデル「AF1120」(関連ニュース)などを聴くことができた。

Audiofly「AF1120」


■ORB

ORBのブースでは、ゼンハイザーのヘッドホン「HD700」用リケーブル「Clear force HD700」をはじめとした多種多様なヘッドホン・イヤホン用リケーブ、ヘッドホンアンプなどが登場。

「Clear force HD700」

「Clear force HD700」は、導体に純国産高純度銅線を使用し、高いS/Nを実現。ラインナップは、6.3φ TRS/3極(ステレオ)、4pin XLR、4.4φ 5極(バランス)の3モデルで、ケーブル長はそれぞれ1.5m/2.5mを用意する(関連ニュース)。

多種多様なリケーブルを出展

2台1組のバイパワー式ポータブルヘッドホンアンプ「JADE next Ultimate bi power」(関連ニュース)や、真空管/Class Dハイブリッド型のヘッドホンアンプ内蔵プリメインアンプ「JADE Soleil」(関連ニュース)などが出展されていた。

「JADE next Ultimate bi power」、「JADE Soleil」も展示されていた

さらにブースの入口では、ORBマイスタークラフトマンによるケーブル制作の実演などが行われていた。

ORBマイスターが来場者の相談を受ける姿も

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE