28の独自パラメータを最適化

ローム、独自音質技術を投入したハイレゾ対応カーオーディオ用サウンド・プロセッサー

編集部:小野佳希
2017年02月06日
ロームは、ハイレゾ音源対応のカーオーディオ用サウンド・プロセッサー「BD34602FS-M」を開発。2016年8月よりサンプル出荷(サンプル価格 2,000円/個:税抜)を開始しており、2017年1月から月産10万個の体制で量産を開始していることを明らかにした。

BD34602FS-M

直近5年で累計1億2000万個以上の出荷実績を持つ同社サウンド・プロセッサーの中でも、車載オーディオに求められる特性を追求し、音質にフォーカスするために独自の音質設計技術を導入したと同社は説明。

この“独自の音質設計技術”においては、ICの音質に影響する回路構成、電気的特性を中心に、28の独自パラメータを最適化。ICの中点バイアス回路のノイズを約20%低減させたほか、ボリューム回路で発生する低域ノイズを最大1/10に低減している。

加えて、信号間の干渉を抑えるレイアウト手法でトランジェント特性を改善。これにより、音像の向上、解像度の向上など、音源のもつ情報量を大幅に引き出したとしている。

そして、車載オーディオ用サウンド・プロセッサーで業界最高クラスの低歪率0.0004%とボリューム減衰時のフロアノイズ3.1μVrmsを実現。これには長年培ってきたノウハウと、シミュレーションでは再現できない領域にあるアナログ設計技術を駆使したのだという。

そのほか、ナビ音声やハンズフリーの音声割込み機能(ミキシング)も搭載。一般的にミキシングをON/OFFする場合、「プツッ」などのポップノイズが発生するが、同社独自のアドバンスト・スイッチ技術を導入することでポップノイズ低減を図っている。

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