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FitEarやSylvanなども出展

【InterBEE】AKG新ヘッドホンやSHURE製録音アプリ、アユート「AK T1」などが展示

公開日 2015/11/19 10:10 編集部:小野佳希
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国内外の放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2015」が、幕張メッセで開幕した。音響関係では、AVファン、とりわけヘッドホン系のファンに馴染み深いメーカーがヘッドセットやマイクなどの業務用機器を出展している。

ヒビノは、JBLのステージスピーカーなどを展示する傍らで、AKGのモニターヘッドホンを試聴できるスペースも用意。「K812」などとともに、新製品のDJヘッドホン「K181 DJ UE」を参考出展している。

K181 DJ UE

同製品は年内の発売を予定しており、価格はオープンだが15,000円程度での実売となる見込み。既存の「K181 DJ」をベースにケーブルを着脱式へ変更するなどしたモデルで、感度が従来の120dBから112dBへと変わっている。

また、ヒビノグループに加わった日本音響エンジニアリング(旧:日東紡音響エンジニアリング)の展示ブースも展開。「Sylvan(シルヴァン)」を始めとしたルームチューニングアイテム「AGS」の紹介を行っている。

日本音響エンジニアリングのでもスペースも

オーディオテクニカは、ダイナミック型マイク「BP40」などを展示。モニターヘッドホン「ATH-M70x」も試せるようにしている。

BP40

ゼンハイザーは、コンデンサーマイクロフォンやガンマイク、ヘッドセットなどの各モデルを展示。iPhoneに直接録音できるようLightning端子を採用したピン型マイク「ClipMic digital」なども展示している。

マイクやヘッドセットなどを展示

ClipMic ditital

ヤマハは、モニターヘッドホン「HPH-MT7」「HPH-MT7W」などを展示。「HPH-MT220」および「HPH-MT120」も用意し、MTシリーズの各モデルを自由に試せるようにしている。

HPH-MT7W

Shureでは、電波法改正によって2019年4月から特定ラジオマイクの周波数帯移行が行われることを受けて、新周波数帯に対応したワイヤレスマイクなど業務機器を取り揃えていることを紹介。「Shure is READY」のキーワードを用いてアピールしている。

ワイヤレス機器を展示

また、ブランド創立90周年を迎えたことも改めて紹介。そのほか、iPhoneやiPadで48kHz/24bit録音が可能なアプリ「ShurePlus MOTIV モバイルレコーディングアプリ」の紹介なども行っている。

録音アプリの展示

90周年を振り返るパネル展示も

ティアックのブースには、ベイヤーダイナミックやTASCAMなどのブランドが集結。ベイヤーダイナミックのモニターヘッドホン「DT 1770 PRO」や、96kHz/24bitのハイレゾ録音が可能なリニアPCMレコーダー「DR-07MKIIJ」などを展示している。

DT 1770 PRO

TASCAMブランドではカセットテープデッキを積んだ業務用CDプレーヤーなども展示。こちらに興味を示す来場者の姿も見られた。

カセットデッキ搭載プレーヤー等も展示

シンタックスジャパンは、RME「BabyFace Pro」などを展示。ULTRASONE「Edition 5」などのヘッドホンを組み合わせ、アコースティックフィールドによるHPL音源を視聴できるようにしていた。

RME「BabyFace Pro」

パイオニアはDJ機器を出展。ターンテーブル「PLX-1000」や「CDJ-2000NXS-M」などにDJヘッドホン「HDJ-C70」や「HDJ-2000MK2」を組み合わせたシステムを展示している。

パイオニアはDJ機器を出展

ギブソンもInter BEEに出展。「LP8TB」「LP6C」「LP4TB」といったスピーカーを、ギターとともに並べている。

ギブソンも出展

BOSEでは、映画館やホール、スポーツ施設向けのスピーカー製品群を展示。国内の様々な施設に導入実績があることをパネル展示でアピールするなどしている。

BOSEは各種施設導入用スピーカーを展示

アユートや須山歯研など、「ヘッドフォン祭」や「ポタフェス」等でヘッドホンファンにもお馴染みのブランドが出展。アユートはAsterll&KernのAKシリーズをブースに並べるほか、予告していたように、オールインワンプレーヤー「AK T1」も展示している。

AKシリーズや各種イヤホンが並ぶ

AK T1

須山歯研(Fitear)は、業務用イヤーモニターの紹介を行う一方で、ヘッドフォン祭で発表したカスタムIEM「FitEar Air」も展示。「音楽鑑賞用を意識したモデルだが、意外と制作サイドの方々からの引き合いが強い」(同社 須山社長)という。

FitEar Air

そのほか、カナルワークスやサザン音響、ニューオプトなども出展。サザン音響の予価6,000円のハイレゾ対応イヤホンなど、一般のAVファンにとっても興味深い製品郡が展示されていた。

カナルワークスも出展


ニューオプトはポータブルヘッドホンアンプを展示

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