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国内4店舗めの直営店

ソニー、九州初の直営店「ソニーストア 福岡天神」を'16年4月にオープン

公開日 2015/06/26 17:51 編集部:小野佳希
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特にテレビについては、アナログ停波以後沈静化していた買い替えサイクルが2015年から再び動き出すタイミングであると言及。「この1年で我々の大型モデル購入者における4Kの比率が4倍に挙がっており、この流れは今年の夏以降さらに加速するだろう」と語り、「買い替えの際に選ばれるテレビはどうなるのか。大型テレビでは半分くらいが4Kになるだろうと見ている」とした。

大型モデルにおける4K化は加速していると説明

そして、「ソニーでは4Kラインナップを強化してすでにナンバーワンシェアを獲得している」とコメント。「新商品でさらにシェアを伸ばして市場を牽引していく」と述べた。

また、オーディオ分野については、マニア層以外にもハイレゾが浸透し初めていると説明。ハイレゾ対応ながら手頃な価格のウォークマンA10シリーズを昨年末に投入したことにより、「4分の1くらいがハイレゾモデルになっている状況」だという。

ウォークマンでは台数ベースで4分の1がハイレゾ対応モデルを占めるまでに伸長

また、こうしたユーザーが新たにハイレゾ対応ヘッドホンやヘッドホンアンプも追加で購入しているとのことで、「これまで国内市場は厳しい環境だったが、周辺機器の普及も含めて市場を活性化している」とした。

なお、ハイレゾについては音楽配信サイトmoraの状況も紹介。全売上に対するハイレゾ楽曲の売上構成比が30%以上になっていること、大物アーティストのハイレゾ作品発売が増えていることを紹介し、ハイレゾは今後ますます活性化していくだろうとした。

そして“α”についてはレンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンというコアデバイスを自前で生産していることで商品の差別化を行えていると説明。「単価下落が著しかったコンパクトデジタルカメラでも、(自社生産のコアデバイスを活かした)高級モデルで新たな層の開拓に成功している」とし、「こうした戦略は今後もさらに加速していきたい」と語った。

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