LG、有機ELテレビを5月に日本で発売。4K解像度、湾曲型の65/55インチ

スマート機能では、webOS 2.0を搭載。直感的なインターフェースを備え、「スマートホーム」機能などにより、目当てのコンテンツを快適に探しだし、使用することができるという。なお2Kモデルの「EC9310」はwebOS 2.0ではなく、webOSを搭載する。

webOS 2.0では例えば、よく見るチャンネルをランチャー上に登録してすぐに呼び出せるようにする「お気に入りチャンネル」、テレビを見ながら「設定」を呼び出し、モードやセッティングを簡単に変えることができる「クイック設定」などを利用可能。今見ているテレビ画面はそのままに、外部機器のコンテンツを呼び出す「インプットアシスタント」や、放送中の他の番組や録画番組をチェックできる「ライブメニュー」機能も備えている。

そのほか、パッシブ方式の3D表示機能や2D→3D変換機能も搭載し3Dメガネも2個同梱。ハイブリッドキャストにも対応するほか、Wi-Fiも内蔵している。

チューナーは地上/BS・110度CSデジタルチューナーを2基備える。USB-HDDへの録画機能も搭載している。なお、4K放送を視聴には別途4K放送受信チューナーなどが必要。

画質エンジンは「True 4K Engine」で、「シネマモード(エキスパート画質調整)」「リアルシネマ24P」「デジタルノイズリダクション」といった高画質化機能も搭載。HDMI入力は3系統で、全端子が4K映像入力に対応している。そのほか内蔵スピーカーの出力は10W+10Wで、サラウンド回路「ウルトラサラウンド」も搭載している。

2Kモデルの「55EC9310」は、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載し、USB-HDD録画にも対応。本機もハイブリッドキャストにも対応する。また3D表示および2D→3D変換にも対応し、3Dメガネ2個を同梱する。

画質エンジンは「トリプルXDエンジン」で、「シネマモード(エキスパート画質調整)」「リアルシネマ24P」「デジタルノイズリダクション」といった高画質化機能も搭載。こちらもHDMI入力は3系統。そのほかスマート機能関連ではWebOS 2.0ではなくWebOSを採用している。

内蔵スピーカーはスピーカー＋ツィーターという構成で、出力は10W+10W+10W+10W。サラウンド回路「ウルトラサラウンド」も搭載している。そのほかWi-Fiも内蔵している。

■有機ELテレビは「夢のテレビ」

LGエレクトロニクス 専務 ホーム・エンターテイメント事業本部 テレビ/モニター事業部 事業部長のイ・インギュ氏は、今回の有機ELテレビについて「A（angle）」「B（black）」「C（color）」「D（design）」の4点がパーフェクトであるとコメント。“どこから見ても画質が変わらないパーフェクトアングル”や、“完璧な黒”を実現するなどした「夢のテレビ」だとアピールした。