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“デュアルプレミアム戦略”で市場拡大

LG、4K有機ELテレビを3月下旬より世界各国で展開

2015/02/25 編集部:杉浦 みな子
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LG Electronicsは、同社4K有機ELテレビの2015年グローバル展開について発表した。ラインナップは「2015 International CES」で公開された最新モデル「EG9600(関連ニュース)」を含む55・65・77型の3サイズで、湾曲ディスプレイおよびフラットディスプレイの各モデルを用意。具体的な地域は言及していないが、3月下旬より順次グローバル展開していく。

EG9600

LGの4K有機ELテレビは、昨年8月の時点で、77型「77EG9700」と65型「65EC9700」の2サイズの湾曲モデルが、韓国のほか欧州と北米市場投入を想定した製品として発表されていた。今回、この世界展開がさらに強化される形となる。LGではさらに、有機ELテレビの販売を拡充するため、韓国内における有機ELテレビのラインナップを5モデルから10モデルに強化することもアナウンスした。

同社としては、有機ELテレビでプレミアムTV市場を牽引する地位を確保しつつ、超高精細4Kテレビの新しい需要創出も図る「デュアルプレミアム戦略」を掲げ、2015年のプレミアムTV市場拡大を狙っていくという。

さらに今回の発表に伴い、同社有機ELディスプレイ技術のメリットを総括した下記の「ABCDコンセプト」についても紹介した。

【A】角度(Angle):LGの有機ELテレビは画面を斜めから見ても画質で楽しめるようにしている
【B】黒(Black)と【C】色(Color):LGが特許を持つWRGB方式の有機ELディスプレイ技術などの機能により、「パーフェクトブラック」「パーフェクトカラー」「無限のコントラスト比」を持つ画質を保証するというもの
【D】デザイン(Design):LGのアートスリムデザイン哲学により、全体的に美しくシンプルでクリーンな印象のテレビ開発を行う

なお、同社の有機ELテレビは、2015 International CESのテレビ製品カテゴリーにて「Best of CES 2015」に選出されている。

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