カドミウムを含まない設計

LG、量子ドット技術採用4KテレビをCESで発表 − '15年内に製品化

ファイル・ウェブ編集部
2014年12月16日
LG Electronicsは、量子ドット技術を採用した4Kテレビを、2015年1月に米国ラスベガスで開催される「2015 International CES」で公開すると発表した。

LGが「2015 International CES」で公開予定としている量子ドット技術採用の4Kテレビイメージ

LGが説明する量子ドット技術による蛍光体は、2〜10ナノメートルの範囲のナノ結晶を活用するもので、各結晶の大きさによって異なる色を発光する。

テレビの液晶バックライトの前にこの量子ドット蛍光体のフィルムを配置することにより、映像の色再現率や輝度が向上する。これにより従来の液晶よりも広い色域をカバーし、高い色再現性を実現できる。具体的には、同社の従来のLED採用液晶テレビと比較し、色再現率を30%以上高められるとしている。

なお、一般に量子ドット蛍光体には素材にカドミウムなどの重金属を含むことが問題点のひとつとして挙げられるが、LGが採用する量子ドット蛍光体はこれらの重金属を含まない設計とのことで、同社では環境にも配慮しているとアピールしている。

同社では、2015年内に量子ドット技術を採用した4Kテレビの製品化を目指すとしている。

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