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96kHz/24ビット対応

ラディウス、Androidスマホ向けのハイレゾ対応小型DAC/ヘッドホンアンプ

公開日 2014/12/12 14:08 ファイル・ウェブ編集部
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ラディウスは、「Ne(new ear)」シリーズの新製品として、Androidスマートフォン向けのDAC/ヘッドホンアンプ「RK-LCH61」を12月22日に発売する。

「RK-LCH61」

小型サイズでハンドリングしやすい

価格はオープンだが19,800円前後での販売が予想される。

AndroidスマートフォンのmicroUSB端子に直接接続してデジタル音源を入力し、内部のDACとヘッドホンアンプで駆動する製品。動作確認済み機種はXperiaZ3 Compact、 XperiaZ3、 Xperia ZL2、 XperiaA2、 XperiaZ2、 Xperia Z2 Tablet、GALAXY ACTIVE、 GALAXY Note Edge、 GALAXY S5、 GALAXY Tab S 8.4、GALAXY Tab S 10.5、 ARROWS NX、 ARROWS Tab、 isai FL、 Ascend G6、 LG G2 mini。

ラディウスでは、同種の製品としてiOSデバイスのLightning端子に直結する小型ポータブルヘッドホンアンプ「AL-LCH21」を発売しているが、今回のRK-LCH61はそのAndroid版。

サイズのイメージ

また本機は最高で96kHz/24ビットのハイレゾ音源までサポート。AL-LCH21が96kHz/16ビットまでの対応だったのに対してスペックを向上させた。

なお、ハイレゾ音声を再生する際、実際にどういったサンプリングレートや量子化ビット数で音声データを出力するかは、それぞれのスマートフォンによって異なる。たとえば動作確認済みのXperiaであっても、モデルによって96/24音源をそのまま出力するものもあれば、サンプリングレートを落として出力される場合もある。

DACチップにはウォルフソンの「WM8740」を採用。またオペアンプにはTIの「LMH6642」を搭載し、消費電力を抑えながら幅広いダイナミックレンジを再現する。

デジタル部で発生したノイズがアナログ部に伝わりにくいという独自の回路構成を採用また、出力オペアンプの電源に負電源を採用することによる出力回路コンデンサーレス構造にしている。

さらに本体の側面には、ボリュームボタンと曲戻し/再生・停止/曲送りボタンを用意している。そのほか再生/一時停止/音量調整/曲送り/曲戻しなどのリモコン機能も備えている。

周波数特性は20Hz〜20kHz(0dB〜 -0.5dB)/20Hz〜45kHz(0dB〜 -1.0dB)。S/N比は100dB以上。最大出力は60mW×2ch(@16Ω)となる。

なお、同社が提供するミュージックプレーヤーアプリ「Ne PLAYER」と組み合わせるこ
とによって操作性、音質ともに最高のパフォーマンスを発揮すると説明。「極限まで洗練されたハイレゾ音源本来の空気感、臨場感をお楽しみいただける」としている。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドRADIUS
  • 型番RK-LCH61
  • 発売日2014年12月22日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格19,800円前後)
【SPEC】●最大出力:60mW×2ch(@16Ω) ●周波数特性:20〜20,000Hz(0〜-0.5dB)、20,000Hz〜45,000Hz(0〜-1.0dB) ●S/N比:100dB以上(@JIS-A) ●THD+N:0.008%以下(No Load)、0.05%以下(32Ω負荷) ●対応bit数/サンプリングレート:最大24bit/96kHz ●入力端子:Micro USBコネクター ●出力端子:Φ3.5mmステレオミニジャック