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4K動画から静止画を切り出す「4K PHOTO」をアピール

<CEATEC>パナソニック、4K WORLDを訴求/テクニクスの試聴デモも実施

公開日 2014/10/07 18:49 ファイル・ウェブ編集部
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10月7日から11日まで幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2014」。本記事では、PANASONICブランドと共に、Technicsブランドも大きく展開したパナソニックのブースをレポートする。

パナソニックブースの様子。Technicsブランドも大きく取り上げられた

最新の4Kテレビと4K対応イメージングギアを中心に4K WORLDを訴求

PANASONICブランドの展示内容は、同社4K対応モデルによる“4K WORLD”の訴求がメインとなっていたが、中でも「4K PHOTO」のデモに多くのスペースが割かれていた。ブース中央では、新体操を行うモデルを4K動画対応デジタルカメラ“LUMIX”「DMC-GH4」や4K対応ビデオカメラ「HC-X1000」で撮影するデモを実施。リアルタイム映像を4Kテレビで表示しながら、各カメラで静止画を切り出すデモを行っていた。一方で、「DMC-GH4」と「HC-X1000」がそれぞれ撮影した4K動画を比較するコーナーも設けられていた。

新体操を行うモデルを4K撮影し、静止画を切り抜く「4K PHOTO」のデモ

「HC-X1000」も4K PHOTOのデモに用いられた


「DMC-GH4」と「HC-X1000」で撮影した4K動画を比較するデモ

4K解像度の動画から静止画を切り抜くことで、通常ではプロのカメラマンでないような撮影の難しい動く被写体の撮影も手軽かつ高画質に行えるとのこと。また、「4K PHOTO」モードを使って通常の静止画と同様に縦横比を選択できることもアピールしていた。

4K PHOTOモードでは縦横比の調整も可能とのこと

4K対応のプレミアムコンパクトカメラ「DMC-LX100」


4K対応のウェアラブルカメラ「HX-A500」も展示
パナソニック最新の4K対応液晶テレビ“4K VIERA”も出展。先日発表されたばかりの直下型バックライトおよびIPSパネルを搭載した同社4K対応テレビの最上位モデル「AX900」シリーズや、4K VIERAのエントリーモデル「AX700」シリーズが展示。同社4K対応カメラやBDレコーダーと共に4K WORLDをさらに充実させていることをアピールしていた。

4K対応テレビ「TH-85AX900」

4K対応テレビ「TH-65AX900」

パナソニックの4K技術についても様々なデモンストレーションが展開。ヘキサクロマドライブによる広色域再現のデモや、過去モデルと最新モデルでの暗部階調表現の比較が行われていた。大型4Kタッチパネルによるスマートディスプレイも登場。また、同社製カメラで撮影した4K動画の取り込みや再生に対応したBDレコーダー“DIGA”の4K関連機能も紹介されていた。

ヘキサクロマドライブによる広色域再現のデモ

プラズマテレビを含めた過去モデルと最新モデルでの暗部階調表現の比較


大型4Kタッチパネルによるスマートディスプレイのデモ

同社製カメラで撮影した4K動画の取り込みや再生に対応したBDレコーダー“DIGA”の展示

4K対応タブレット「Toughpad」や4K対応のケーブルテレビ用STB、昨日発表された業務用4Kカメラ「VARICAM 35」なども出展されていた。また、2020年の東京オリンピックに向けた展示され、オリンピックにおけるパナソニックの撮影の歴史が紹介されていた。

4K対応タブレット「Toughpad」

4K対応STBも参考出展


業務用4Kカメラ「VARICAM 35」

オリンピックにおけるパナソニックの撮影の歴史が紹介されていた
パナソニックブースの3分の1以上のスペースを占めていたTechnicsの展示には、同ブランドにかける本気度を伺うことができた。ブースには、フラグシップとなる“リファレンスシステム”「R1」シリーズ、普及帯ラインとなる“プレミアムシステム”「C700」の各モデルが勢揃いした。

スピーカーシステム「SB-R1」

パワーアンプ「SE-R1」


ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」

「C700」シリーズ

さらにブースでは専用試聴室が設けられ、両シリーズの試聴デモも行われた。デモは時間制で整理券が配布されたが、多くの来場者がTechnicsのサウンドを確かめるために列を作っていた。試聴では、192kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源のネットワーク再生をメインに、R1、C700の両シリーズを聴くことができた。

ブース内に設けられた試聴室でTechnics製品の試聴デモも実施された

R1、C700の各モデルの筐体内部やユニット構成を紹介する展示にも大勢の来場者が足を止めていた。また、アンプからアナログプレーヤーまで、歴代のTechnicsの名機も展示されていた。

「SE-R1」の筐体内部

SB-C700のエンクロージャー内部


Technicsの過去の名機も集結していた


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