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米JVC、新デバイス「4K e-shift3」搭載PJ「DLA-X900R」

2013/09/27 ファイル・ウェブ編集部
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米JVCは、4K D-ILAプロジェクターの新モデル「DLA-X900R」など8機種を発表した。

ラインナップは、JVCコンシューマーAVグループが販売する“Procisionシリーズ”の「DLA-X900R」(11,999ドル)、「DLA-X700R」(7,999ドル)、「DLA-X500R」(4,999ドル)と、JVCプロフェッショナルプロダクトカンパニーが販売する“Referenceシリーズ”の「DLA-RS6710」(12,499ドル)、「DLA-RS67」(11,999ドル)、「DLA-RS57」(7,999ドル)、「DLA-RS4910」(5,199ドル)、「DLA-RS49」(4,999ドル)。いずれも3D再生に対応し、4K/60p入力に対応した新デバイス「4K e-shift3」を搭載する。

新モデルは、進化した新デバイス「4K e-shift3」を搭載。これまでのチップより画素間の隙間を40%狭くしたことで、より滑らかな映像再生を実現。さらに光効率も良くなり、ネイティブコントラスト比が向上。DLA-X900R/RS67/RS6710は150,000:1、DLA-X700R/RS57は120,000:1、DLA-X500R/RS49/RS4910は60,000:1を実現した。

さらに、ユーザーが選択可能なインテリジェントレンズアパーチャーを開発。ダイナミックアイリスを使ったモデルに比べ、白レベルを維持しつつ黒表現の向上を実現したという。これによりダイナミックコントラスト比はDLA-X900R/RS67/RS6710で 150万:1を実現した。

8バンドの新MPCプロセッサーやクリアブラック機能、Clear Motion Drive (CMD 3)により画質が向上。CMD 3は新LSIと、斜め方向の動き補正が向上した新アルゴリズムを採用しており、4K/2Kの2D映像および2Kの3Dコンテンツに適用される。

そのほか、リモコンとして使ったり、画質設定などを行える新スマートフォンアプリも用意。外部レンズを装着したときに、画素コンバージェンスを2つまで記憶しておける機能も新たに搭載した。またDLA-X900R/RS67/RS6710およびDLA-X700R/RS57はAdobe RGBピクチャーモードを搭載。ISFに準拠するほか、THX 3Dにも認定申請中とのこと。

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