USB Audio Class 2.0で伝送

ハイレゾウォークマンのデジタル出力、他社製USB-DACでも入力可能か?

ファイル・ウェブ編集部
2013年09月26日
昨日発表された、ハイレゾ対応ウォークマン「ZX1」(関連ニュース)と「F880シリーズ」(関連ニュース)が話題となっている。本日ソニーはウォークマンを含めたハイレゾオーディオ機器群の発表会を行い、製品の詳細を聞くことができたのでお伝えしよう。


ハイレゾウォークマン「ZX1」の底部。WMポートが搭載されている
ZX1とF880シリーズは、ハイレゾに対応しただけでなく、WMポートからのデジタル出力が行えることも特徴の一つ。ウォークマンからのデジタル入力に公式に対応している機器は10月25日発売の「PHA-2」(関連ニュース)と本日発表されたUSB-DAC内蔵アンプ「UDA-1」(関連ニュース)。ウォークマンとそれぞれの機器を接続するWMポート − USBケーブルは、PHA-2は専用のものを同梱。UDA-1の場合は、WMポート − USB A(メス)ケーブルがオプションで用意され、これを使うことでウォークマン内のハイレゾを含む音源をデジタル出力できる。

現在、ソニーでは対応機器として同社製の2機種のみを挙げているが、これは他社製機器での動作検証を行っていないことが理由。ウォークマンから出力されるオーディオ信号は業界標準のUSB Audio Class 2.0に準拠しているため、同規格に対応した他社製USB-DACでも、ウォークマンからの信号を入力できる可能性がある。

昨日、ハイレゾウォークマンとPHA-2を組み合わせたレビュー記事を掲載したが、PHA-2に同梱されるWMポート − USBミニ端子は、USBミニ端子側に、PHA-2以外の機器に挿せないよう突起が設けられているため、他社製USB-DACへは物理的に接続が行えなかった。後日、きょう発表されたWMポート − USB A(メス)ケーブル「WMC-NWH10」を使った、他社製USB-DACとの接続テストをお届けしたいと考えている。

PHA-2に付属するWMポート − USBミニケーブルのUSB端子側。突起があるためPHA-2にしか接続できない

またWMポート − USBケーブルについても、ライセンスプログラム“Designed for Walkman”によってソニーが仕様を公開していることから、他社がWMポートとUSB端子を直接接続するケーブルを製造・販売することができる。現在のところ、デジタル対応ケーブルの開発は行われていないとのことだが、今後、サードパーティー製ケーブルが登場する可能性は十分ある。

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