東芝、2Q連結決算は純利益252億円 − テレビ事業などを社会インフラ部門がカバー

ファイル・ウェブ編集部
2012年10月31日
(株)東芝は、2012年度第2四半期の連結決算を発表した。第2四半期連結累計期間は、売上高は2兆6,859億円、営業利益は690億円、当期純利益は252億円。


火力・水力発電システムや海外の原子力事業を中心とした電力関連事業、社会インフラ部門が全体として好調だったものの、デジタルプロダクツ部門や電子デバイス部門は円高継続や市場環境の悪化などにより減収。売上高は前年同期比2,266億円減少した。

デジタルプロダクツ部門は売上高6,866億円(前年同期比20%減)、営業損失36億円。テレビ等映像事業が、地デジ特需の反動による国内市場の需要減や、北米・中国市場における販売不振などにより大幅に減収。パソコン事業は欧州および国内で販売台数を伸ばしたものの、北米での需要減による販売台数減少などにより減収となった。

電子デバイス部門は売上高6,167億円(前年同期比14%減)、営業利益276億円。セミコンダクター&ストレージ事業において、HDD装置などストレージが好調だったため増収になったが、半導体が円高などの影響により減収となったため、部門全体としては減収となった。

家庭電器部門は売上高2,918億円(前年同期比5%減)、営業利益は21億円。空調事業や一般照明事業が増収になったものの、洗濯機や冷蔵庫など白物家電事業が減収になり、部門全体として減収に。白物家電の落ち込みを空調/照明事業がカバーすることで、損益面では黒字を確保した。

また、今年3月に液晶ディスプレイ事業を営む子会社「東芝モバイルディスプレイ」の全株式を譲渡したことなどによる


連結業績予想を修正 − 売上高や営業損益など微減に

欧州危機や、新興国の成長鈍化、円高継続など景気減速の動きが広がるなか、デジタルプロダクツ部門、電子デバイス部門が前回予想値よりも減収・減益になる見込み。これにともない、通期連結業績予想を修正する。


売上高は3,000億円減の6兆1,000億円。営業損益は400億円減の2,600億円。当期純損益は1,900億円(200億円減)、当期純利益は1,100億円(250億円減)。

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