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剛力彩芽さん、井川遥さん、伊勢谷友介さんも登場

auがドコモ/ソフトバンクより優れている点とは? − KDDI新製品発表会レポート

公開日 2012/10/17 20:44 ファイル・ウェブ編集部
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別項でお伝えしている通り、KDDI(株)と沖縄セルラー電話(株)はスマートフォンとタブレットの新モデルを発表。本日都内で発表会を開き、同社取締役社長の田中孝司氏がプレゼンテーションを行ったほか、CMに出演する剛力彩芽さん、井川遥さん、伊勢谷友介さんも駆け付け、新製品の魅力などを語った。



■来春にはLTE対応INFOBARが登場 − ソフトバンクを意識したプレゼンも

田中氏は、今年2月に開始したauスマートバリューが200万加入、auスマートパスは250万加入、そしてau IDが1000万加入を突破するなど、同社の掲げる「スマートパスポート構想」が好評であると説明。「今日のテーマは4G LTEだ」と語り、今回発表した新モデル全モデルが4G LTEに対応したことで「スマートパスポート構想が完成したと思っている」と述べた。

田中孝司氏

なお、iPhone5については「本当に好調」だとコメント。「誰とは言わないが、最近騒がしい人に比べて、足元の数字では初戦は勝ったなと思っている」と語った。

MNPで12ヶ月連続トップとなるなど好調であることを紹介

そしてLTEについては「単に新しいネットワークサービスを始めるという単純なものではない。本気のネットワークか否かというテーマをアピールしていきたい」とコメント。「エリアの広がり」「電波のつながり」「auのこだわり」という3点で同社LTEサービスの優位性をアピールする。

3つのポイントで同社4G LTEの優位性をアピール

「エリアの広がり」では、75Mbpsサービスの実人口カバー率96%という数値を紹介。「LTEと言えば『一部で75Mbpsが出ている』というのが他社。しかしauは全国で75Mbps」だとアピールし、さらに「2013年以降には112.5Mbpsへとさらに高速化していく」と、今後の展開にも触れた。

「電波のつながり」では、800MHz帯でのネットワークという点に言及。「『プラチナ』とは言いたくないが…、『レアメタルバンド』では意味も分からないので、英語ではゴールデンバンドと言っている」とソフトバンクを意識した言葉で会場の笑いも誘いながら「一番いい電波でつながるということを提供していく」とした。

「auのこだわり」では、ピコセル(小型)基地局を4G LTEでも積極的に活用することで電波の弱いエリア対策を行っていくことなどを紹介。LTEから3Gへとデータ通信をシームレスに切り替える新技術「Optimaized Handover(オプティマイズド ハンドオーバー)」によって通信のとぎれを最小限にできることも紹介する。

「Optimaized Handover」によってエリア移動の際の通信断絶をカバー

細かく基地局設定を行うことでビル陰などでの電波の悪さに対策を施す

田中氏は同技術について「ネットワークもスマホも対応しているのはauだけ」とコメント。「ドコモはネットワークは出来ているが端末がまだ。“もう一社の方”は両方ともできていないと聞いている」と同社の優位性を述べた。

さらに、プレゼンテーションの最後には今回発表した2012年冬モデルだけでなく、来春モデルのことについても言及。詳細こそ明かされなかったが「LTE対応のINFOBARも発売する」と発表した。

「4G」「4.1」「4.7」などスペックに関係すると思われる数字が次々に表示されるティザームービーが上映され、Android 4.1搭載でクアッドコア、4G LTE対応で4,7インチディスプレイ搭載、薄さ9.4mm、2,100mAhバッテリー搭載であることなどが示された。

新INFOBARについての数字が次々に表示された

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