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渡辺謙さんと堀北真希さんも登場

ドコモの山田社長が新機種とクラウドサービスの魅力を語る − iPhone導入への質問などにも回答

公開日 2012/05/16 21:03 ファイル・ウェブ編集部
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既報の通り、NTTドコモはスマートフォンとタブレットの2012年夏モデルを発表。発表会では同社代表取締役社長の山田隆持氏が出席し新製品の魅力を語ったほか、CMキャラクターを務める渡辺謙さんと堀北真希さんも駆け付けた。


■「スペック」で選ぶスマートフォンから「使い方」で選ぶスマートフォンへ

「ご存じの通り、スマートフォンは本格的な普及が進むまっただ中にある」「もはやスマートフォンは国民的な関心事だと思う」と語る山田氏は「ドコモとしても、2010年度に年間252万台だった販売台数が2011年度には882万台と3倍以上に伸びた」とコメント。スマートフォン市場が急拡大していることを説明し「今年度は1300万台を販売目標に掲げている」と言葉を続ける。

山田隆持氏

2012年度は1300万台の販売を目指す

そして「このような市場環境のなか、ドコモはより多くの皆様に、より便利に、より安心してスマホを使っていただきたいと考えて新商品を用意した」とコメント。

一方で、「スマートフォンニーズの高まりにより、今年度は利用者層が一層拡大する。従来、スマートフォンというとスペックが重視されがちだったが、これからは『使い方』が大事な選択理由になるのではないかと考えている」とも発言。「こうした『使い方』を選んでいただけるよう、多彩なラインナップを用意した」と、Xi(クロッシィ)対応モデルやNOTTV対応モデル、クアッドコアCPU搭載機、らくらくスマートフォンなどを揃えた点をアピールする。

今後は「使い方」がスマホ選びのポイントになるとした

また、「スマートフォンというと画面サイズ4インチを想像する方がほとんどだと思う。しかしもう少しコンパクトなものが欲しい方や、もっと大画面で楽しみたいという方もいるだろう」と画面サイズにも言及。そうした要望に応えるため、3インチ台を4機種、4インチ台を10機種、5インチ台を2機種と、サイズバリエーションを豊富にしたと説明する。

加えて、5インチモデルの「Optimus Vu」では、縦と横の比率が4:3という新しいサイズを採用したと例を挙げ「書物やノートなどと同じ比率であるため、電子書籍やウェブが大変読みやすい」と解説。ユーザーの使い方に合わせたモデルを用意しているとした。

また機能面でも、画面スクロールの滑らかさが向上していると説明。「滑らかさは1秒あたりのコマ数と大きな関係があるが、夏モデルでは前回のモデルの約2倍となる全機種50fps以上を目標に取り組んだ」とし、「GALAXY S III」で55.86fps、「AQUOS PHONE ZETA」で52.16fpsを実現していることを紹介した。

画面スクロールの滑らかさも向上

そしてバッテリーも大容量化。11年の冬春モデルと比べ、バッテリー容量を平均で約20%増量したことを紹介するとともに、1時間で80%まで急速充電できる「MEDIAS X」と「ELUGA power」を揃え充電時間の短縮化にも努めているとした。

そのほか、人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボレーションモデルを用意したことなどにも触れながら、「スペックで選ぶスマートフォンから、使い方で選ぶスマートフォンへ。お客様の使い方やライフスタイルにベストフィットしたスマートフォンをきっとみつけていただけると思っている」とした。

新モデル群を「“ベストフィット”スマートフォン」と表現

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