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3G用の料金プランも発表

ソニー、Wi-Fi/ピンチ操作対応の新“Reader”を発売 − 3G対応機も用意【情報追加】

2011/09/29 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、電子書籍端末“Reader”の新モデルとして3GとWi-Fiに対応した「PRS-G1」と、Wi-Fi対応の「PRS-T1」の2モデルを10月20日より順次発売する。

PRS-G1(Wi-Fi+3G)¥OPEN(予想実売価格26,000円前後)11月25日発売
PRS-T1(Wi-Fi)¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)10月20日発売

PRS-G1/T1

■Wi-Fi/3G対応機とWi-Fiのみ対応機の2モデルで展開

「PRS-T1」はIFAに合わせて発表されたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好で、「PRS-G1」はさらに3G回線によるワイヤレス通信にも対応したモデル。なお、従来機「PRS-650」と「PRS-350」の販売も継続する。

PRS-T1はブラック、ホワイト、レッドの3色、PRS-G1はブラック、ホワイトの2色で展開する。なお、PRS-G1の3G通信にはKDDIの回線を使用。料金プランなどは後述する。

PRS-T1はブラック/ホワイト/レッドの3色で展開

Xperia arcとのサイズ比較

ワイヤレス通信性能とカラーバリエーション、および通信機能の差などによる質量(T1:168g、G1:185g)以外の基本スペックは共通で、画面サイズが6インチ、内蔵メモリが2GB(使用可能領域 約1.4GB)、外部メモリは32GBまでのmicroSDカードに対応している。また、国語辞典と英和辞典、英英辞典も内蔵している。

側面の様子

上面にイヤホンジャックなどを装備

電子ペーパーの性能は従来機から継承し、解像度600×800ドットで16階調グレースケール表示が可能。音楽再生機能なども引き続き搭載している。電子書籍の対応ファイルフォーマットは.mnh、XMDF(.zbf)、.book、EPUB、PDF、Text。音楽ファイルはMP3.とAAC(.mp4、.m4a)に対応している。また、従来機同様にJPEG、GIF、PNG、BMP画像の表示にも対応している。

ホーム画面

画面サイズは従来機PRS-650と同じながら小型軽量化を実現。PRS-T1とPRS-650との比較においては高さこそ5mm増だが、幅が8.8mm減、厚さが0.7mm減、質量では47g減という数値を実現している。

大きさは新書とほぼ一緒

■「Reader Store」も端末専用のものを新たに用意

端末から直接インターネットへ接続可能になったことに伴い、電子書籍販売サイト「Reader Store」もReader端末専用のものを新たに用意。パソコンを使わずに書籍を直接購読できるようになる。また、端末側にはReader Storeの新刊情報やキャンペーン情報を表示する「Readerインフォメーション」メニューも用意している。

端末版のReader Storeを新たに開設

端末版のReader Store画面の一例

次ページ画面のピンチイン/ピンチアウトにも対応

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番PRS-G1
  • 発売日2011年11月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格26,000円前後)
【SPEC】●ディスプレイ:6型電子ペーパー 600×800ドット 16階調グレースケール ●内蔵メモリー:2GB ●通信規格:Wi-Fi、3G ●インターフェース:メモリースティックPro Duo、SDメモリーカードスロット、ヘッドホンジャック、マイクロUSB ●外形寸法:約110W×173H×9.4Dmm ●質量:約185g
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番PRS-T1
  • 発売日2011年10月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●ディスプレイ:6型電子ペーパー 600×800ドット 16階調グレースケール ●内蔵メモリー:2GB ●通信規格:Wi-Fi ●インターフェース:メモリースティックPro Duo、SDメモリーカードスロット、ヘッドホンジャック、マイクロUSB ●外形寸法:約110W×173H×8.9Dmm ●質量:約168g