HOME > ニュース > 【情報更新】ソニエリ、Xperia rayの日本投入を正式発表 − 国内向けXperiaでは初のテザリング対応

3.3インチ液晶搭載で従来機よりも小型化を図る

【情報更新】ソニエリ、Xperia rayの日本投入を正式発表 − 国内向けXperiaでは初のテザリング対応

公開日 2011/08/10 12:15 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー・エリクソンは、OSにはAndroid 2.3を採用し3.3インチ液晶を搭載したスマートフォン“Xperia ray”「SO-03C」の日本投入を正式発表。NTTドコモ用として8月27日より発売する。8月12日から予約販売受付も行われる。

“Xperia ray”「SO-03C」

メニュー画面を表示したところ

「日本を含むいくつかの市場で今年第3四半期に発売」とアナウンスされていたモデル(関連ニュース)の日本投入が正式に発表された格好。テザリングにも対応し、日本国内向けのXperiaとしてはシリーズ初のテザリング対応機となった。なお、グローバルモデルではブラック/ゴールド/ホワイト/ピンクの4色を用意しているが、日本ではブラックを除いた3色で展開する。

日本では全3色で展開

解像度854×480ピクセルの3.3インチ液晶を搭載し、薄さ9.4mmと従来のXperiaよりも小型化を図った点が特徴。「My Little Xperia 手のひらに、プレミアムを。」をコンセプトにしており、フィーチャーフォン並みのサイズ感とすることで片手での文字入力をしやすくするなど使い勝手の向上を図っている。

フィーチャーフォン「SO706i」とのサイズ比較

Xperia acro(左)とarc(右)とのサイズ比較

液晶にはソニーの高画質化技術を投入した「Reality Display」を搭載。プロセッサーはSnapdragonのMSM8255(1GHz)を採用し、画像処理エンジンにモバイルBRAVIAエンジンも搭載している。

側面の様子。arcなどで搭載されていたシャッターボタンがなくなっている

機体上面の様子。イヤホンジャックが側面から上に移動している

撮像素子には810万画素のExmor R for mobileを採用。カメラは従来までの機体背面のものに加えて新たに液晶面へのいわゆるインカメラも装備し、自分撮りなども行えるようになった。

インカメラを新たに搭載

また、カメラ撮影に関してはこれまでの機種で本体側面に配置していたシャッターボタンを排除。液晶画面へのタッチシャッターのみによる操作に変更した。

カメラ機能のUI

音楽再生用の独自のミュージックプレーヤーでは、関連情報をウェブで検索できる「infiniteボタン」機能を強化。Wikipedia上のアーティスト情報、Google上の楽曲の歌詞情報、Youtube上のカラオケビデオ、Youtube上のミュージックビデオという4項目を選択して情報を検索できるようになった。

「infiniteボタン」機能の画面

また、音楽再生関連ではラウドネス機能「xLOUD」を新たに搭載。本体のコンパクトな内蔵スピーカーで音楽や動画を再生するケースにも配慮している。

文章入力のシステムには「POBox touch 4.3」を採用。音声入力に対応したほか、予測変換候補を下方向にフリックすることで表示エリアを拡大させることも可能になった。さらに、キーボードのデザインを変更できる「キセカエキーボード」機能を搭載。Mono/Sakura/Woodyの3種類をプリインストールし、ソニー・エリクソンの公式ケータイサイト「PlayNow」から追加デザインのダウンロードも行えるようにする。

文字入力画面。予測変換候補の表示スペースを下方向にフリックすると…

キーボード部分が隠れて予測変換候補のスペースが広がる


よく連絡をとる相手のアイコンをショートカットとして登録しておくことも可能

背面カバーを取り外したところ

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