東芝、“REGZA”のBDプレーヤー一体型「RB2」を発表 − スタンダード機「A2」も3サイズを追加

（株）東芝は、液晶テレビ“REGZA”のラインナップに、BDプレーヤーとUSB録画機能を搭載した「RB2」シリーズ3機種と、スタンダード機の「A2」シリーズに3サイズのモデルを追加し、新たに3月下旬から順次発売する。

REGZA RB2シリーズ/3月下旬発売
・40RB2（40V型）/￥OPEN（予想実売価格17万円前後）
・32RB2（32V型）/￥OPEN（予想実売価格11.5万円前後）
・26RB2（26V型）/￥OPEN（予想実売価格10.5万円前後）

本体にBDプレーヤーとUSB-HDD録画機能を搭載した“LED REGZA”。昨年2月に発売した「R1BDP」シリーズ（関連ニュース）の後継機にあたる。サイズの異なる3モデルがラインナップし、40V型がVA方式のフルHD倍速LEDパネルを搭載。32V・26V型は1366×768画素のIPS方式LEDパネルを搭載している。LEDバックライトコントロールは搭載しない。

映像エンジンは「レグザエンジン」、超解像技術は自己合同性型超解像処理に対応する「レゾリューションプラス4」を採用する。3D映像の表示には対応していない。映像の自動調整機能は「おまかせドンピシャ高画質2」に対応。画面のスタティックコントラストは40V型が5,000対1、32V型が1,200対1、26V型が1,000対1となる。

チューナーは地上・BS・CS110度デジタルチューナーを2基搭載するほか、地上アナログチューナーも1基備える。録画用のUSB-HDDは最大4台の同時接続と、8台までの登録が可能。本機で録画した番組は、ローカル暗号化処理により、録画をおこなったテレビのみで再生できる仕様になっている。なお、RB2シリーズではBDディスクへの録画は行えず、USB-HDDに録画したコンテンツをディスクへダビング/ムーブすることも不可。ただし、「レグザリンク・ダビング」に対応しているので、USB-HDDの録画した番組をREGZAブルーレイやDTCP-IP対応サーバー、PCにダビングしてディスクにアーカイブすることも可能だ。インターネット経由で集計された録画予約の状況など、ランキング情報が楽しめる「おすすめサービス」は対応、「マジックチャプター」機能は非対応となる。

シリーズの各モデルともにレグザリンクやDLNAに対応。USB-HDDに録画した番組をホームネットワーク上のDTCP-IP対応サーバーにダビングして、別室のDTCP-IP対応テレビで視聴することができる。LANに接続したパソコンの動画や音楽データ、写真なども再生できる。DMR機能は後日ファームウェアのバージョンアップにより追加される予定。ほかにもスカパー！HDチューナーからREGZAブルーレイに録画された番組をホームネットワーク経由で再生できる機能もファーム更新で対応を予定している。

VODサービスはTSUTAYA TV/テレビ版Yahoo! JAPAN/アクトビラ ビデオ・フル/T's TVに対応。ひかりTV、YouTube再生は非対応となる。

他にも“Regza Apps Connect”の機能が後日ダウンロードサービスにより追加を予定している。


REGZA A2シリーズ
・55A2（55V型）/4月上旬発売/￥OPEN（予想実売価格26万円前後）
・46A2（46V型）/4月上旬発売/￥OPEN（予想実売価格19万円前後）
・37A2（37V型）/3月下旬発売/￥OPEN（予想実売価格11万円前後）

「A2」シリーズは、既に発売されている40V・32V・26V・22V・19V型に大型サイズのラインナップが追加される。

いずれもVA方式のフルHD倍速LEDパネルを搭載しており、映像処理エンジンは「レグザエンジン」。LEDバックライトコントロールは搭載していない。「レゾリューションプラス4」や「おまかせドンピシャ高画質2」などを採用する。録画機能、3D再生機能は非搭載。

発売後ダウンロードサービスにより、“Regza Apps Connect”の機能追加が予定されており、「タッチリモコン」機能の一部が使用できるようになる。


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