NHKと共同で技術検証装置も設計・開発

NEC、動く被写体の精細感を復元できる複数枚超解像技術を開発

ファイル・ウェブ編集部
2010年11月11日
日本電気(以下 NEC)は、物体の動きを含む映像を高速処理し、本来の精細感を復元できる複数枚超解像技術を開発。また日本放送協会(以下 NHK)と共同で、技術検証装置も設計・開発した。

デジタル映像のぼやけやノイズを抑えながら、被写体が本来持っている緻密さを、解像度を高めながら復元する超解像技術には、映像の1フレームのみを参照して高速処理する「1枚超解像」と、連続する複数枚のフレームを参照して、高度な演算処理によって高精度に復元する「複数枚超解像」の2方式がある。

NECが開発した技術は複数枚超解像技術をベースにしている。演算の最適化により処理時間を短縮したほか、撮影によって失われた被写体本来の緻密さを正確に復元し、映像の背景だけでなく、従来は困難とされていた、映像内の動く物体に対しても高精細なイメージを復元できるというものだ。

NECはNHKと共同で、画質評価と本技術を応用した映像変換システムの設計・開発を進めてきた。今回両者は技術の検証装置を作成し、動く物体を含む一般的な放送映像に対しても適用できる技術であることを実証したと伝えている。

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