「F1」はディスプレイ部奥行29mm

東芝、3D対応の“LED REGZA”ZG1/F1シリーズを発売 − 全機種「3D超解像技術」搭載

ファイル・ウェブ編集部

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2010年07月28日
(株)東芝は、同社液晶テレビ“LED REGZA”のラインナップに、「3D超解像技術 レゾリューションプラス5」を搭載した高機能モデル“ZG1シリーズ”3機種、パネル部奥行き29mmを実現したスリムモデル“F1シリーズ”2機種を発売する。


3D対応のLED REGZA「ZG1」「F1」シリーズ
今回発表された5機種はいずれも3D対応を実現したほか、4倍速表示対応のLEDバックライト搭載液晶パネルを採用している。なお、同日発表されたCELL REGZAの「55X2」「XE2」シリーズの計3機種と合わせて、REGZAに計8機種の3D対応機がラインナップすることになった。

ZG1/F1各シリーズの内訳は下記の通り。

ZG1シリーズ
55ZG1(55V型)/10月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格45万円前後)
47ZG1(47V型)/10月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格35万円前後)
42ZG1(42V型)/10月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格28万円前後)

55ZG1


47ZG1

42ZG1
ZG1シリーズは、先に発売されたREGZA Z1シリーズ(関連ニュース)をベースに、240Hz/4倍速駆動対応のパネルを搭載するなど、高画質3D表示のための機能が追加されている。全機種が1,920×1,080画素のフルHD IPS クリアパネルを搭載。白色LEDによるエッジライト方式を採用しており、バックライトエリアコントロールシステムも搭載する。外付けのUSB HDD、およびLAN HDDへの録画機能も備える。

F1シリーズ
55F1(55V型)/8月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格43万円前後)
46F1(46V型)/8月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格33万円前後)

55F1

46F1

F1シリーズは、REGZAのレギュラーラインナップに新しく加わる3D対応のスリムモデル。240Hz/4倍速駆動のVA方式による1,920×1,080画素フルHD クリアパネルを搭載。バックライトエリアコントロール対応の白色LEDエッジライトシステムを採用する。録画機能は外付けUSB HDDに対応する。

パネル部奥行き29mmというスリムなデザインを実現したほか、3D対応薄型テレビとして業界トップクラスの低消費電力を実現している。ZX9000シリーズとの比較では、梱包箱の容積も約60%、質量も約30%低減している。本体での操作はタッチパネルを採用し、操作スイッチのゼロ化を実現。本体に独自開発の薄型・高音質インビジブルスピーカーを配置。本シリーズはグローバルモデルとして展開される。

なお両シリーズともに3D視聴用の「レグザ3Dグラス」は別売になる。

■ZG1シリーズの3D/2D高画質技術

3D表示にはフレームシーケンシャル方式を採用。3D映像はMPEG-4 MVCを採用した「Blu-ray 3Dディスク」のほか、サイド・バイ・サイド、トップ・アンド・ボトム各方式の表示に対応。映像エンジンはZ1シリーズ同様に「次世代レグザエンジン DUO」を搭載。ダブルコアチップ構成を採用し、うち1コアを画質処理などの基本処理に特化させてさらなる高画質化と操作の高速化を併せて実現している。Z1シリーズのエンジンに3D再生用のチップを加え、リアルタイムでの高画質な2D-3D変換機能も備わる。また4倍速表示対応のチップも追加されている。

基本的な高画質3D再生のための機能は、CELL REGZA「X2/X2E2」シリーズ(関連ニュース)に搭載された基幹技術の一部が継承されている。「3D超解像技術 レゾリューションプラス5」を搭載し、サイド・バイ・サイド方式の3D映像については、水平方向画素のスケーリングを行い、3Dに最適化した映像を表示する。垂直方向の解像度がフルHDに満たない720pの3D映像信号が入力された際には超解像処理を加え、垂直方向の画素を復元した高精細な3D映像を再現する。

ZG1/F1が採用するレゾリューションプラス5の技術

同日発表されたBDレコーダー“REGZAブルーレイ”(関連ニュース)に搭載された超解像技術との効果的なマッチングも図り、それぞれを組み合わせて視聴した際に最適な超解像映像が得られるようチューニングも施されている。

自動画質調整機能についても、3Dに対応した「おまかせドンピシャ高画質3D」を搭載。3Dメガネを通した視聴時にも最適な画質になるよう、バックライトやホワイトバランスを調整し、色味や明るさを3Dに最適化している。また3D化による映像の凹凸やグラデーションの変化については、256階調の16ビットガンマテーブルと3Dカラーマネジメントにより忠実な色再現を可能にし、超解像の映像も3Dに最適化している。

ZG1シリーズは同社の独自技術によるリアルタイム2D-3D変換機能を搭載する。入力映像の特徴から構図を推定して、映像の奥行き情報を割り当てる技術など、同日発表のCELL REGZA(関連ニュース)にも搭載されている2D-3D変換機能を活かした独自のアルゴリズムが採用されているという。

3D映像のクロストークは、高精度なバックライトコントロール技術によって抑制し、立体感の高い3D映像を再現するという。ZG1シリーズはエッジライト方式のLEDバックライト制御システムを採用しており、3D再生時には2分割した画面領域を、3Dメガネのシャッターとの高精度に連動させることでクロストークを抑えた高精細な3D映像を再現する。

ZG1シリーズは240Hz駆動の4倍速パネルを搭載。2D映像の表示を行う際にも高速応答パネルの特徴を活かして動画表示の残像低減を実現する「ハイスピードクリア4倍速」技術を採用している。高性能な補間フレーム生成を実現するため、画面上に表示される物体の動き検出範囲は従来の約30倍に強化されている。

ZG1/F1は「ハイスピードクリア4倍速技術」を採用

4倍速パネルによる補間フレーム技術を応用し、フィルム映像も4倍速で滑らかに表示できる「フィルム映像4倍速表示モード」を搭載する。本機能はON/OFFを任意に切り替えられる。またZG1は映像の輪郭成分と周辺のノイズ成分とを細密に抽出・分離して、ノイズ成分のみを除去処理できる「インパルスノイズリダクション」機能や、画面にサイドパネルのある4対3映像で発生しがちなドット妨害やクロスカラーのノイズを除去するリダクション回路を搭載。Z1シリーズ同様、MPEGデコード情報を利用した超解像処理など、デジタル映像の高画質化のための超解像処理やノイズリダクション機能も採用されている。

■ZG1シリーズのその他の機能

本体には地上デジタルチューナーを3基のほか、BS/110度CSデジタルチューナー2基、地上アナログチューナー1基を搭載。地デジはチューナーで自由に選局して1番組を視聴しながら、残る2つのチューナーで時間帯の重なる地デジ放送を同時録画できる“地デジ見ながらW録”に対応する。録画用のUSB HDDはハブを使って同時に4台まで接続できる。LAN HDDは最大8台の同時接続が可能。

録画タイトルの本編とCM部を、録画時に自動チャプター分割する「マジックチャプター」や、番組を本編だけ集めて再生できる「おまかせプレイ」にも対応する。また録画番組の任意の箇所にチャプターを指定して編集できる機能も搭載されている。

ZG1シリーズのEPG

「マジックチャプター」機能も搭載する

東芝が同日発表したBDレコーダー“REGZAブルーレイ”の4機種(RD-X10/BZ800/BZ700/BZ600)とLANケーブルで接続すれば、REGZAの外付けHDD等に録画した番組をレコーダー経由でBDディスクに残せる「レグザリンク・ダビング」が活用できる。ただし、BDディスクへの直接ダビングには対応せず、いったんレコーダーのHDDにダビングしたコンテンツをディスクアーカイブする仕様となっている。BDレコーダーからテレビ方向でのダビングも行えない。

スカパー!HD連携機能もソフトウェアダウンロードによる提供が予定されている。ZG1シリーズの全3機種ともにDLNA経由で、スカパー! HDの録画コンテンツをチューナーから離れた場所でも視聴できるDMP(Digital Media Player)機能が利用でき、レーティングコンテンツの再生にも対応する。さらにREGZA側で、DLNA経由によりMPEG-4 AVC/H.264ファイルをダイレクトに再生できるので、HDMI接続時と比べてスカパー!HDのコンテンツをより高画質に楽しむことができるという。

IPTV機能は「ひかりTV」で配信中の3Dコンテンツや、今後サービスインを予定している「アクトビラ」の3Dコンテンツの視聴も楽しめる。また、「Yahoo! Japan」の動画サービスや「TSUTAYA TV」「T's TV」などが楽しめる。YouTube再生の機能は非対応。

ZG1シリーズのリモコン

ゲーム機能はZ1シリーズにも搭載されている「ゲームダイレクト2」機能を搭載。モードON時に「超解像処理」と「スケーリング処理」「IP変換」を行いながら、フレームメモリ、高画質化処理、倍速処理を加え、低遅延による映像表示を実現している。PSPの映像をD端子で接続してテレビの画面にフル表示できる「ポータブルズーム」やレトロゲームも高画質に楽しめる「レトロゲーム・ファイン」なども搭載されている。

オーディオシステムはZ1シリーズ(関連ニュース)と同じく、独立したウーファーとソフトドーム・トゥイーターをマルチアンプで駆動する方式のスピーカーシステムを本体に内蔵する。また、リアルサウンドラボ社の音響イコライザー「CONEQ」の256バンド型を搭載している。

超スリムモデル「F1シリーズ」の特徴

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  • 発売日2010年10月下旬
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【SPEC】●サイズ:55V型 ●パネル:IPS方式フルHDクリアLEDパネル ●解像度:1920×1080 ●コントラスト比:1,300対1(ダイナミックコントラスト:2,000,000対1) ●チューナー:地上デジタル×3、地上アナログ×1、BS・110度CSデジタル×2 ●機能:USB/LANハードディスク ハイビジョン録画、レグザ番組表・ファイン2 他 ●入出力端子:HDMI入力×4、D5入力×2、S2入力×1、ビデオ入力×4、HDMIアナログ音声入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン、アナログダビング出力 映像・音声出力/モニター音声出力(固定/可変)兼用、B-CASカードスロット、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)、USB×2、LAN×1 ●外形寸法:1,319W×884H×370Dmm(スタンド含む)
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【SPEC】●サイズ:42V型 ●パネル:IPS方式フルHDクリアLEDパネル ●解像度:1920×1080 ●コントラスト比:1,300対1(ダイナミックコントラスト:2,000,000対1) ●チューナー:地上デジタル×3、地上アナログ×1、BS・110度CSデジタル×2 ●機能:USB/LANハードディスク ハイビジョン録画、レグザ番組表・ファイン2 他 ●入出力端子:HDMI入力×4、D5入力×2、S2入力×1、ビデオ入力×4、HDMIアナログ音声入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン、アナログダビング出力 映像・音声出力/モニター音声出力(固定/可変)兼用、B-CASカードスロット、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)、USB×2、LAN×1 ●外形寸法:1020W×704H×338Dmm(スタンド含む)
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