Yahoo!/楽天などと共同開発

【CEATEC】パナソニックが考える次世代テレビの姿

ファイル・ウェブ編集部
2010年10月05日
いくつかのメディアがすでに報じていた通り、パナソニックが「次世代インターネットテレビ」の開発に着手。まだ開発中のものだが、そのコンセプトデモがCEATECの同社ブースで行われている。

「次世代インターネットテレビ」というと、最近ではGoogle TVなどが頭に浮かぶ方も多いだろうが、パナソニックは別のアプローチから可能性を探っている。ショッピング機能の取り込みだ。

パナソニックが参考出展した「次世代インターネットテレビ」のデモ

「次世代インターネットテレビ」のネット機能トップページのイメージ

これまでも対応していたアクトビラやYouTubeなどに加え、Yahoo! オークションや楽天市場などのショッピングサービス、また電子書籍閲覧サービス「ビューン」などを新たに展開。これらの機能を、テレビのリモコンで簡便に操作できるようにする計画だ。

QWERTYキーボードを搭載したリモコンや、スマートフォンでの操作なども念頭にはあるようだが、「当初はテレビのリモコンでの操作で、どこまでショッピングサイトの商品を簡便に探せるか、をテーマにチャレンジしていきたい」(同社説明員)という。

Yahoo! オークションのデモでは、検索結果に合致した商品が横方向にスクロールしていく。ユーザーが何もしなくても、画面を見ているだけで、次々に新しい商品が表示されていく仕組みだ。興味を持った商品を選んで決定キーを押すと、商品の詳細ページへと遷移する。いわば、テレビ番組の「ながら視聴」と同じスタイルを、ネットブラウジングにも適用しようという考え方だ。

ヤフオクの画面イメージ。商品が次々にスクロールしていく

気に入った商品があったら詳細を見て入札することができる

なお、同じYahoo! オークションのデモでは、ユーザインターフェースが3D風に表示され、ページの描画速度も比較的高速だった。これは「PEAKS」プロセッサーによる恩恵が大きいのだという。ただし、ウェブブラウザーの描画速度はそれほど高速化させる計画はないようで、アクトビラのページ表示速度もそれほど速くなることはないという。また、OSにAndroidや、Androidをベースにしたプラットフォームを採用する計画も、現在のところ無いとのことだ。


パナソニックが考える「次世代インターネットテレビ」の未来像。ショッピングサイトの商品を3Dで見ることができる
また、この「次世代インターネットテレビ」の未来像として紹介されていたデモでは、ショッピングサイトの商品写真や動画を3Dで見ることができた。まだイメージビデオの段階ではあるが、3D映像で商品を選ぶ体験に対する、同社の意気込みの強さが伝わってきた。

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