何とiPadにも対応、SpeakerCraftが大型ドックスピーカーを発表

CEDIA設立にも大きな役割を果たしたカスタムインストールブランド、SpeakerCraftからは、埋込みスピーカーやサブウーファー、IRCキットなど多彩なカスタムインストールソリューションが展示された。


日本のカスタムインストール市場においても高い人気を誇るSpeakerCraft社のインウォール/インシーリングスピーカーだが、今回新シリーズが登場する。Profileシリーズがそれで、CRS8 One／CRS6 One／CRS3／AIM8 One／AIM8 Two／AIM5 One／AIM LCR1／AIM LCR3 Threeの8モデル。

これまでとサランネットの取り付け方法を変更し、マグネットでユニットに装着する。これによりフレンジレスを実現し、よりデザイン性に優れ、カスタムインストールに配慮した形になった。また、この方式を採用したことにより、従来のモデルよりも音質への影響も少ないという。

もうひとつ、ユニークな製品が登場した。Flo Boxとひとまわり小さなFlo Box miniは、iPod touchやiPad(！)のドックとして使え、CDプレーヤーとFMチューナーも搭載する。同社の名物インストーラーJeremy Burkhadt氏一押しの製品だ。

Flo Boxにはホワイト、ブラック、イエロー、レッドなど豊富なバリエーションが用意され、前面のグリルはスライド式で上下し、上部のコントロール部を隠すこともできる。

また、SpeakerCraftオリジナルのAVコントロールシステム、nirvの体験ブースも設けられた。カスタムインストールに特化して開発されたシステムで、使い勝手がよく、アップグレードもしやすい点が最大のメリットで、訪れたインストーラーたちにプロモーションが行われた。

同社はEXPO初日の夕方、来場者にワインを振る舞った。展示ブースの造形も特にユニークで、同社の自由な精神とホスピタリティを感じさせた。