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Ken Ishiwata氏に訊く最新モデルの魅力

<IFA2010>マランツ、バラエティ豊かなBDプレーヤーやネットワークプレーヤーを出展

2010/09/04 ファイル・ウェブ編集部・山本敦
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一年ぶりにIFAに返ってきたマランツは、アンプ一体型レシーバーやBlu-ray 3D再生対応BDプレーヤーなど豊富なBD対応機のラインナップを取りそろえた。

アンプ内蔵一体型BDレシーバ「M-ER803」

本体にBDドライブを内蔵し、コンパクトな筐体にマランツの高音質再生技術を搭載したアンプ内蔵タイプのライフスタイルコンポ。DTS-HD Master AudioやドルビーTrueHDのデコーダーを搭載している。ドルビーバーチャルスピーカー&ヘッドホン機能も備える。フロントにはUSB入力も搭載し、デジタル音源ファイルが再生可能。ヨーロッパでは今秋より発売が開始され、価格は1,100ユーロを見込んでいる。カラーバリエーションはブラックとゴールドが予定されているそうだ。

アンプ内蔵一体型BDレシーバ「M-ER803」

フロントパネルにUSB端子を備える


ネットワークプレーヤー「NA7004」

米マランツが発表したネットワークプレーヤー「NA7004」(関連ニュース)がIFA会場にも出展されていた。カラーはゴールド。

ネットワークプレーヤー「NA7004」のゴールドモデル

本機の再生対応フォーマットはFLAC(96/24まで)、WAV、WMA、WMA Lossless、MP3、MPEG-4、AAC。デジタル音声入力端子は同軸/光/USBの3系統。USB端子からの96kHz/24ビット音声入力にも対応する。DLNA 1.5にも準拠しており、デバイスクラスはDMP(Digital Media Player)だけでなくDMR(Digital Media Renderer)にも対応している。


マルチチャンネルパワーアンプ「MM7055」「MM7025」

マルチチャンネルパワーアンプ「MM7055」は1,299ユーロ。140W(8Ω)×5チャンネルのパワーアンプで、AVプリアンプ「AV7005」とXLRケーブルで接続することが可能。「MM7025」は2chパワーアンプで、AV7005/MM7055や既存の5.1chシステムに追加導入することで7.1chシステムを構築できる。価格は899ユーロ。

写真上が「MM7025」、下が「MM7055」

写真上が「SR7005」、下が「UD8004」

同時期にHDMI 1.4端子を入力6系統、出力2系統装備したAVプリアンプ「AV7005」も発売される。ドルビープロロジックIIzやAudyssey MultiEQ XT、Audyssey DSX room EQなどにも対応するほか、DLNA 1.5にも対応している。

写真上が「UD7005」、下が「SR5005」


Blu-ray 3D再生対応BDプレーヤー&一体型AVアンプ

北米で発表された、Blu-ray 3D再生に対応するBDプレーヤー「UD5005」は529ユーロ。2DのBlu-ray、CD、DVDオーディオ、SACDの再生も楽しむことができ、本体にはSDカードスロットも備え、DivXやAVCHD、WMA、MP3を記録した光ディスクやSDカードの再生も行える。DLNA 1.5に準拠したネットワーク機能も活用できる。

一体型AVアンプ“SRシリーズ”「SR7005」は出力が125W×7ch(8Ω)で、DLNAにも対応する。「SR5005」はHDMI 1.4端子を備え、前面にはiPodのデジタル入力に対応したUSB端子を装備。HDMI端子に入力した映像を、1080pにアップコンバートしてHDMIから出力することもできる。

また国内でも発表された“スリムライン”のAVアンプ新製品「NR1601」も展示されている。ヨーロッパでの販売価格は599ユーロ。本体の高さは4インチ、奥行きは13インチ程度と小型で、同社のBDプレーヤーと同サイズになっている。バージョンが1.4のHDMI端子を備え、フロントパネルにiPodデジタル接続対応のUSB端子を設けている。

“スリムライン”のAVアンプ「NR1601」


Ken Ishiwata氏企画最新モデル“KI PEARL LITE”シリーズ

マランツ社のKen Ishiwata氏の企画による“KI PEARL LITE”シリーズのSACDプレーヤー、プリメインアンプがお披露目された。ドイツでの発売は9月から開始され、ともに1,200ユーロで販売される。会場にてKen Ishiwata氏に新製品の企画意図を訊ねることができた。

オリジナルの“KI PEARL”シリーズ

新製品“KI PEARL LITE”シリーズ


サイドパネルはブラックのハイグロス仕上げ
Ken Ishiwata氏が企画に携わる「KIシリーズ」が昨年30周年を迎えたことを記念して誕生したのが「KI PEARL」シリーズだった。限定版オリジナルモデルとして、昨年発売されたSACDプレーヤーとプリメインアンプは、それぞれが2,800ユーロという価格設定だったが、“KI PEARL LITE”はオリジナルモデルのパフォーマンスをより広範なオーディオファンに楽しんでもらえるよう開発したモデルであるとIshiwata氏は語る。筺体はカッパーシャーシとハイグロスフィニッシュのサイドパネルのコンビとなり、ボディのメインカラーをゴールドとブラックから選択できる。

Ken Ishiwata氏

本機の発売に合わせて、Ishiwata氏がレコーディングしたオリジナルの音源を、ハードの購入者にプレゼントする企画も実施されるという。「前回オリジナルのPEARLシリーズを発売した時にはSACDのディスクを購入いただいた皆様に差し上げたが、今回はまた新しくレコーディングした音源のSACDを、プレーヤーとアンプそれぞれに違うディスクでご提供する」という企画なのだそう。

さらに「プレーヤーはフロントパネルにUSB端子を設けているが、背面にBタイプのUSB端子を別途設けている」とIshiwata氏は説明する。その意図については「昨今はより高音質なオーディオ音源を求めるファンたちが、マスターグレードのダウンロード音源をハイクオリティに再現できるプレーヤーを必要としている。本機はこのようなオーディオファイルが楽しめるようなプレーヤーにしたかった」という。さらにIshiwata氏は「新製品をご購入いただいた方々に、先ほど申し上げた私のオリジナルレコーディングを、88.2kHz/24bitのクオリティで録ったバージョンでファイル化して、Webサイトからダウンロードしていただけるようなサービスを展開する。お手元のHDDなどストレージに保存していただき、プレーヤーとつないでより高品位なオーディオリスニングを楽しんでもらいたい」とし、シリーズにとっても今回、新たな試みをスタートすることを明らかにした。「KIシリーズは、オーディオファンのニーズやライフスタイルに合わせて進化していきたい」とIshiwata氏は意気込みを語ってくれた。

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