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AF追随の超高速連写を実現

ソニー、新開発の透過型ミラーシステムを搭載したデジタル一眼α55/α33を発売

公開日 2010/08/24 13:31 ファイル・ウェブ編集部
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同社では本日、製品発表会を実施。パーソナルイメージング&サウンド事業本部イメージング第3事業部事業部長・勝本徹氏らが出席し、同社のカメラ市場に関する取り組みと今後の展望についての説明を行った。


パーソナルイメージング&サウンド事業本部イメージング第3事業部事業部長・勝本徹氏
最初に登壇した勝本氏は、「当社は従来からコンパクトデジカメ、デジタル一眼、ビデオカメラをデジタルイメージング事業の柱にしてきた」とし、「加えて年初からは、モバイルカメラ"blogie"のビジネスが育ってきている」という。

同社は、今年5月からデジタル一眼レフとコンデジの融合領域に「NEX-5」および「NEX-3」を投入。さらに8月にはデジタル一眼レフとビデオカメラの融合領域に、交換レンズ式ハンディカム「NEX-VG10」を新しいコンセプトの商品として立て続けに発表している。同氏は「これからもソニーは、大判イメージセンサーと交換レンズの組み合わせによる新たなカメラの領域・世界を開拓していく」と説明した。

その中心的存在であるαブランドの展開について、特に「Aマウント」を引き続き強化していくための製品が、今回発表されたα55/53だという。

αシリーズは大きく分けてAマウントとEマウントの2シリーズで展開されている。同氏によると「Eマウントは、NEX-5/3に代表されるデジタル一眼並の高画質写真を手軽に取りたいユーザー向け。国内では発売以来2ヶ月が経ったが、すでに新しいマーケットを創造しはじめているのではないかと考えている」と語った。またAマウントについては、「ミノルタ時代のお客様からずっと親しまれる領域のもの。豊富な交換レンズ群を活用し、表現力豊かな映像表現を自在に楽しんで頂くお客様向けのもの」とし、「我々はAマウント/Eマウントの両方で、今後のαのシステムを拡充していく」とした。

勝本氏に続いて、同社コンスーマーAVマーケティング部門デジタルイメージングマーケティング部統括部長の下野裕氏が登壇。同社のデジタル一眼カメラおよび小型一眼カメラについて、各機のシェアやユーザー層の違いと、今後の国内市場における展望を述べた。


コンスーマーAVマーケティング部門デジタルイメージングマーケティング部統括部長の下野裕氏
下野氏はまず、同社の国内カメラ市場規模の推移と今年の展望について紹介。「09年度まではマーケットの縮小が続いていたが、今年は前年比108%の台数の伸びが期待されている。ビデオカメラでは前年比110%、コンデジ105%、一眼には前年比125%の台数の伸びを期待している」と自信を覗かせた。

上記の期待値を設定するに至った経緯として、まず今年発売の「NEX」でコンパクトデジカメユーザーに対して行った、デジタル一眼カメラへのステップアップ提起と実績を説明。「NEXでは重い・大きい・操作が難しいといった一眼レフが持つ大きな3つの課題を克服し、さらに動画の楽しみをプラスすることで、コンパクトデジカメとデジタル一眼の中間という新しいマーケットを切り開いた」と説明。


コンデジからデジタル一眼へのステップアップを促進
今年5月までは5%前後で推移していた同社のデジタル一眼の国内台数シェアが、NEXが発売された6月から一気に25%以上に拡大したという。「新しいマーケットを造り、お客様のご支持を頂いた」と下野氏は語る。6月の時点で既に、同社の全モデルの中でNEX-5がナンバーワンのシェア率を獲得したという。また、引き続き7〜8月も20%前後で推移する堅調な動きを見せている。


コンデジからのステップアップで小型一眼が急成長

「NEX」発売を機に、ソニーのデジタル一眼シェア率は拡大
「しかし同時に、NEXが伸びたからといって、既存の一眼レフカメラの人気が食われているわけでない」とする同氏は、「既存の一眼も堅調に推移し、普及機で前年並みを予想している」と、市場における棲み分けができていると強固した。

「普及機である既存の一眼レフのユーザーはファミリーが多い。対してNEX等の小型一眼は、既存一眼に比べて女性が多い」という。撮影のニーズとしても、既存の一眼の方は「思い通りに撮りたい、豊富なレンズ群で撮影スキルを上げたい」というユーザーが多いのに対し、小型一眼は「簡単な高画質撮影と気楽な持ち運びスタイル」をメリットとなっている場合が多い。また、既存一眼ユーザーには子供や孫、運動会・スポーツを撮るといった「ファミリー的」な被写体傾向が見られるが、小型一眼ユーザーには風景や景色、旅行、建物などのより「パーソナル的」な被写体を撮りたいという欲求が強く見られるそうだ。


普及機のユーザーはファミリーが多く、小型一眼は女性が多いことが特長
今回発売のα55/33については、既存一眼ユーザーの撮影傾向が「ファミリー」であるということに焦点を当て、「子どもが放つ、一瞬のかけがえのない表情をきちんと残す」といったキーワードを全面に押し、「スピード一眼」のコンセプトを掲げる。また、同氏は最後に「ユーザーのカメラに対する要望や不要を喚起し、新しい商品の提案、積極的なプロモーションでカメラマーケットを活性化させていきたい」と述べた。


【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A55V
  • 発売日2010年9月10日
  • 価格¥OPEN(ボディ単体・予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●使用レンズ:ソニー製Aマウントレンズ ●撮像素子:有効約1,620万画素 “Exmor” APS HD CMOSセンサー ●記録媒体:メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/ADメモリーカード ●ビューファインダー:0.46型電子式 約115万画素 ●液晶モニター:3.0型 ワイドTFT 約92万画素 ●使用電池:リチャージャブルバッテリーパック「NP-FW50」 ●外形寸法:約124.4W×92H×84.7Dmm ●本体質量:約441g(本体のみ)
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A33
  • 発売日2010年9月10日
  • 価格¥OPEN(ボディ単体・予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●使用レンズ:ソニー製Aマウントレンズ ●撮像素子:有効約1,420万画素 “Exmor” APS HD CMOSセンサー ●記録媒体:メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/ADメモリーカード ●ビューファインダー:0.46型電子式 約115万画素 ●液晶モニター:3.0型 ワイドTFT 約92万画素 ●使用電池:リチャージャブルバッテリーパック「NP-FW50」 ●外形寸法:約124.4W×92H×84.7Dmm ●本体質量:約433g(本体のみ)