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地デジテレビは12ヶ月連続100万台超を出荷

JEITA、5月の地デジ受信機と民生用電子機器の国内出荷実績を発表

公開日 2010/06/22 18:16 ファイル・ウェブ編集部
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(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、2010年5月度の地上デジタル放送受信機国内出荷実績と民生用電子機器国内出荷実績を発表した。

■地デジ受信機出荷実績 - 5月実績は192万2,000台

地上デジタル放送受信機全体の5月出荷実績は192万2,000台となった。内訳はテレビ受信機が125万8,000台、チューナーが9万3,000台、STBが14万5,000台、DVDレコーダーが8万9,000台、BDレコーダーが28万4,000台、地上デジタルチューナー内蔵PCが5万4,000台。

地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績推移(台数)

前年同月比で見ると、テレビ受信機は156.9%、チューナーは314.2%、STBは113.6%、DVDレコーダは98.0%、BDレコーダは159.1%、地上デジタルチューナ内蔵PCは187.7%。地上デジタル放送受信機器の出荷累計台数は7,771万8,000台となった。

地上デジタルテレビについては、5月で12ヶ月連続100万台を超えた。5月の地上デジタルテレビのカラーテレビ全体に占める割合は、ほぼ100%となったとしている。

そのほか、5月のDVDレコーダとBDレコーダをあわせた地上デジタルチューナ搭載率は100%となった。STB、DVDレコーダ、BDレコーダ、地上デジタルチューナ内蔵PCの地上デジタル放送受信機器全体に占める割合は29.7%だった。

■民生用電子機器出荷実績 - 薄型テレビは前年比二桁増が続く

民生用電子機器の5月出荷金額は2,308億円、前年同月比118.0%と10ヶ月連続でプラスとなった。分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、1,668億円、前年同月比122.3%、 12ヶ月連続プラスとなった。

民生用電子機器国内出荷実績(金額)

また、音声機器国内出荷金額は、114億円、前年同月比94.8%と4ヶ月ぶりにマイナスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は、526億円、前年同月比111.4%と8ヶ月連続でプラスだった。

製品別の動向では、薄型テレビは125万8,000台、前年比156.4%と二桁増が続いている。サイズ別では、29V型以下が36万台(同 141.4%)、30〜36V型が45万7,000台(同178.5%)、37V型以上が44万1,000台(同150.3%)だった。

BDレコーダ/プレーヤは305千台、前年比158.0%と引き続き好調に推移。内訳は、BDレコーダが28万4,000台(同159.1%)、BDプレーヤが2万1,000台(同145.1%)だった。DVDビデオは19万7,000台(同91.6%)と前年割れが続いているほか、ビデオ一体型カメラは11万7,000台(同140.8%)と4ヶ月連続でプラスとなった。

ステレオセットは4万9,000台(同109.6%)と4ヶ月連続でプラスを記録。スピーカシステムも3万7,000台(同115.4%)と、5ヶ月連続でプラスとなった。

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