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家庭内/車内兼用モデル

ソニー、カップホルダーにも置けるウォークマン対応スピーカー「SOUND MUG」

2010/04/08 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、家庭内でも車内でも使える小型スピーカー“SOUND MUG”「RDP-NWV500」を4月24日に発売する。価格はオープンだが2万円前後での販売が予想される。

RDP-NWV500

パッケージの様子

本体はタンブラーのような形状で、カラーはブラックとオレンジの2色を用意。UV塗装でキズが付きにくいという。

家庭内では“Walkman”用のドックを内蔵したホームステーションに置いて使用し、車内に持ち運べば、カップホルダーに本体を置いて使うこともできる。車内用にシガーソケットケーブルやウォークマン接続ケーブルも付属している。

ホームステーションでウォークマンと接続した状態

ヨーロッパ車など一部では、センターコンソール部のデザイン上の制約により、カーナビやカーオーディオ機器をコンソールに設置できない車種も多い。「こういう場合にポータブルオーディオ機器の音源を聴くためには通常FMトランスミッターが用いられるが、音質があまり良くない」(同社担当者)。こういった需要に応えようと、車載にも対応できる製品を開発したという。背面にはウォークマン接続用の端子のほか、ステレオミニ入力端子も装備。ウォークマン以外のポータブルメディアプレーヤーなども使用できる。

筐体やホームステーションの背面

本体が小型でも高音質で、なおかつ家庭内でも車内でも使用できるよう、音の指向性を排除することを目標に開発した。そのために音を360°に拡散させる「サークルサウンド」という方式を採用。上向きに設置したウーファーと下向きに備えたトゥイーターから出た音を、ディフューザーパネルで効率よく分散させる。

ディフューザーパネルでウーファーとトゥイーターの音を拡散させる

また、省スペース性と出力を両立させるため、総合出力16Wのデジタルアンプを搭載。またバスレフポートを長くしたことも相まって、小型ボディーながら豊かな低音を実現できるという。

車内でカップホルダーに置いた場合にも操作がしやすいよう、操作部は上部に集中。電源ボタンを中央に、その周囲にダイヤル操作のボリュームを備えている。

本体の上部に操作部を集中

家庭内で使用する場合には「ホームステーション」にスピーカーを置いて、WM-PORTにウォークマンを挿すことで、ドックスピーカーとして利用することができる。このときには付属のACケーブルから給電する。

そのほか、様々なカップホルダーに安定して置くためのフィッティングシートや、車内/家庭の両方で使用できるリモコンなども同梱する。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドSONY
  • 型番RDP-NWV500
  • 発売日2010年4月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
●アンプ部実用最大出力:16W(14.4V) ●スピーカー部型式:2ウェイバスレフ型 ●スピーカーサイズ:ウーファー→56mm、トゥイーター→20mm ●外形寸法:85W×216H×8D5mm(本体のみ) ●質量:約540g(本体部のみ)