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オーディオテクニカのマイクが多数活躍

バンクーバーの熱気を世界に伝えるマイクはどんなもの?

2010/02/18 ファイル・ウェブ編集部
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12日から開催され、ますます盛り上がりを見せてきたバンクーバー冬季五輪。つい先日もスピードスケート男子500mで長島選手・加藤選手のメダル獲得のニュースが日本を沸かせた。

そんな会場で繰り広げられる選手たちの熱闘を世界へ届けるため、オーディオテクニカ(株)のマイクロフォンが3,000本以上使われている。

オーディオテクニカと言えば、イヤホンやヘッドホンが人気の高いメーカーだが、マイクにも高い技術と実績を保有。グラミー賞授賞式やサマーソニックなどのフェス、アーティストのライブなど、数々の大舞台でマイク提供を行っているのだ。(→同社のマイク提供イベント一覧はこちら

1996年のアトランタオリンピック以来、殆どの大会で採用されている同社マイク。今大会の音声・映像の統括放送局であるバンクーバーオリンピック放送サービス(OBSV)は同社のサイドアドレス・マイクロフォン「AT4050」とステレオマイクロフォン「BP4025」を採用している。


2006年トリノ五輪でも採用された同社マイク。こちらはワイヤレスマイクのためのアンテナ
また、ショットガンマイクロフォンも多数採用。「BP4071L」はスキーやフィギュアスケート、ハーフパイプなどのアウトドアや遠距離の集音に使用されているほか、48チャンネルまで同時使用できるワイヤレスタイピンマイクロフォン「AT898」はカーリング選手が身につけている。作戦を練る選手たちの鮮明な会話は、オーディオテクニカのマイクが拾っていたのだ。また、ホッケーにはカスタムメイドのバウンダリーマイクロフォンが使われているという。

あす2月19日10時(日本時間)からは、注目の男子フィギュアスケート・フリープログラムが行われる。いずれもメダルを十分に狙える高橋・織田・小塚選手に勝負の神様はどんな結果を下すのか、そして王者プルシェンコはまたも完璧な滑りをみせてくれるのか、記者も期待に胸をおどらせている。五輪という世界の大舞台に立った選手とオーディオテクニカのマイクの活躍を楽しみに観戦したい。

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