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SIGGRAPH ASIA 2009にて

日本ビクターの4Kプロジェクター&ビデオカメラで超高精細全天映像を上映

公開日 2009/12/16 17:45 Phile-web編集部
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日本ビクターは、17日〜19日まで開催される「シーグラフ アジア 2009」において慶應義塾大学が実施する「Networked Dome Theater」にて、同社の4Kビデオカメラと4Kプロジェクターが使用されることを発表した。

DLA-SH4K

「4K2K 60P 単板カメラ」 (190度魚眼レンズを搭載して全天周映像撮影する時のイメージ)

このシアターは、直径9メートルのドームに、大阪・朝日放送に設置した“190度魚眼レンズ搭載「4K2K 60P 単板カメラ」”で撮影した4K超高精細全天映像を中継し、遠隔地からの映像を高臨場体感・体験して超臨場感技術に親しむ機会を提供するというもの。4K超高精細映像で撮影した奄美大島での皆既日食の映像や沖縄の美しい映像なども上映。音の面でも、ドーム・サラウンド音響により、“音の臨場感”も体験できる。

使用されるカメラは「4K2K 60P 単板カメラ」で、4K(水平3840×垂直2160画素=829 万画素)の映像を毎秒60フレームでリアルタイム出力できる世界初のカメラ。プロジェクターは約1,000万画素(4096×2400画素)D-ILAプロジェクターの「DLA-SH4K」となる。

日本ビクターは1996年より次世代高精細映像システムの開発に着手。NHKが開発した「スーパーハイビジョン8K4K システム」へのプロジェクター採用提案の推進、「デジタルシネマイニシアティブ(DCI)」の4K2Kスペックの規格化や「世界初の“皆既日食4K超高精細全天映像ライブ伝送上映”」への協力などに積極的に参加している。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
コーポレートコミュニケーショングループ
TEL/045-444-5310

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