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IFA2009レポート

どんなヘッドホンでも「ドルビーヘッドホン」技術が利用できるアダプターが登場

公開日 2009/09/07 09:13 Phile-web編集部・小澤
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ドルビーはGrosser sternにブースを構え、今年のCESで発表された同社の最新技術である「Dolby ProLogic IIz」(関連ニュース)を始めとした展示を行っている。


ドルビーのブース
「Dolby ProLogic IIz」は2chソースを5.1chに生成して出力する「ドルビープロロジックII」を進化させ、前方の左右上方にスピーカーを配置する7.1ch/9.1chでの再生に対応する新しいマトリクスデコード技術だ。こちらに対応するオンキヨー「TX-NR3007」、ヤマハ「RX-V2065」などのAVアンプが並べられていた。


ドルビープロロジックIIzのデモブース。前方上にスピーカーを配置した7.1chシステムが組まれていた

ドルビープロロジックIIz対応AVアンプを展示
また、実際にその効果を体験できるシアターブースも用意。同社説明員は「風の音などといった環境音を前方上のスピーカーから出すことによって、自然な空間の表現ができる」と話していた。

そのほかには「ドルビーヘッドホン」を利用できるアダプターを展示。3.5mmステレオミニジャックを備えたヘッドホンであれば、どんなメーカーの製品でもドルビーヘッドホン技術を使った広がりある音を聴けるというもの。こちらは欧州ではコンシューマー向けに60ユーロで販売しているとのこと。日本での発売については残念ながら分からないということだった。


ドルビーヘッドホンがどんなヘッドホンでも利用できるアダプター

さまざまな人がその効果を体験していた
携帯電話向けの技術「ドルビーモバイル」や「ドルビーホームシアター」を搭載したPC、日本では東芝REGZAなどに搭載された「ドルビーボリューム」技術についての展示が行われている。またヨーロッパのデジタル放送で採用されているドルビーデジタルプラスの音声を楽しめる紹介スペースも設けられていた。

ドルビーモバイル技術を採用したLG製携帯電話

こちらはON/OFFが可能で、ONのときは画面左下のアイコンが青く光る


「ドルビーホームシアター」対応PCも展示

REGZAを使って「ドルビーボリューム」のデモを実施


ドルビーデジタルプラスを楽しめるシステムも紹介

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