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非圧縮HD映像無線伝送システムにも対応

三洋、フルHD対応で輝度6,500ルーメンのDLPプロジェクター「PDG-DHT100JL」を発売

公開日 2009/01/08 18:52 Phile-web編集部
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PDG-DHT100JL
三洋電機(株)は、フルHD対応で輝度6,500ルーメンを実現したDLPプロジェクター「PDG-DHT100JL」を3月下旬より発売する。価格はオープンだが、250万円前後での実売が予想される。

本製品は、フルHDに対応したDLP方式のプロジェクター。高出力330Wランプを2灯使用したツインカラーホイールシステムにより、光の利用効率を大幅に高めたことで、2灯式フルHD1チップDLPプロジェクター分野において最高クラスの輝度6500ルーメンを実現した。なお、本製品は2009年2月3日から2月5日まで、オランダ・アムステルダムにて開催される“Integrated Systems Europe 2009”に出展される。

アスペクト比16対9の0.95V型DLPチップを搭載しており、最小50V型から最大600V型までの投影画面サイズに対応。コントラスト比は7500対1以上で、対応走査周波数は水平が15〜120kHz、垂直が48〜120Hz。

コンピューター系の入出力用に、HDCP対応のDVI-D端子やVer1.3b(Deep Color対応)のHDMI端子をそれぞれ1基搭載。そのほか、D-sub15端子などを装備している。

HD映像を最大約30mの距離を映像と音に遅れを生じさせることなく無線伝送できる「非圧縮HD映像無線伝送システム」(関連ニュース)にもオプション対応している。これにより、イベント会場などの広い場所でも、複雑な配線をする必要がなく、簡単に使用することができるという。

心臓部である光学エンジンには、防塵性能に優れた「密閉型光学エンジン」を新開発し搭載。冷却構造の徹底的な見直しにより、ランプを除く光学部品へのホコリの侵入を大幅に防止する。

また、ランプにも「アクティブ・メンテナンス・フィルターシステム」(自動フィルター巻取り機能)を搭載し、ホコリへの対応能力を向上させている。これにより、フィルター実働時間35,000時間(ランプモード:Eco1時)を実現した。

そのほかにも、画面の境界を感じさせない自然で一体感のあるマルチ画面表示が可能な「エッジブレンディング機能」や、各プロジェクター間の色再現領域のバラツキを補正する「カラーマッチング機能」など様々な機能を搭載。P in P表示やP by P表示にも対応しているほか、天井や床などへの垂直方向360度投映も可能だ。

【問い合わせ先】
三洋電機株式会社 デジタルシステムカンパニー
プロジェクター事業部 企画部
TEL/072-870-6495

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドSANYO
  • 型番PDG-DHT100JL
  • 発売日2009年3月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格 2,500,000円前後)
【SPEC】●DLPチップ:0.95型×1、アスペクト比16:9 / 2,073,600画素(1920×1080) ●ランプ:330W UHP ランプ×2 ●輝度:6500lm ●コントラスト比:7500:1以上 ●入力端子:デジタルDVI-D(HDCP対応)×1、HDMI端子(Ver1.3b/Deep Color対応)×1、D-sub15×1、BNC×5、S端子×1、LAN×1、シリアルD-sub9 IN×1 ●出力端子:D-sub15×1、D-SUB9 OUT×1、ミニジャック×1 ●外形寸法:400.0W×242.5H×523.5Dmm ●質量(レンズ含まず):20kg未満