<会田肇のCES2008レポート>ソニー HDDハンディカムはフルHD/SDの両タイプを用意

2008年01月08日
HDDモデル最上位機「HDR-SR12」

ソニーが6日発表したHDモデルのうち、HDDタイプの最上位機種となるのが「HDR-SR12」である。このモデルは、カムコーダーとして初めて120GBのHDDを搭載し、1920×1080ドットのAVCHDによるフルHD記録を可能としている。


レンズカバーは電源と連動するタイプ。レンズ横には露出やフォーカスの設定ができるダイヤルを用意。ボディカラーは、ソニーが得意とする光沢のあるブラック

モニターは3.2インチの大型タイプで「Xtra Fine」と呼ばれる92万1000画素の高解像度型。モード切り替えでは新しいタイプのスイッチが採用されている
HDDに記録できる時間はフルHDモード時で約15時間。撮影時は顔認識機能も動作し、最大8つまでを同時に認識でき、色補正露出/フォーカスの3つを最適化する。これは高速処理化する新たな画像処理エンジンの採用が大きい。その結果、従来の動画同時撮影記録時の最大3枚までという制限はなくなっている。

撮像素子には10メガピクセル静止画記録を可能にする5メガピクセル・クリアビットCMOSを採用。動画と製画の同時記録にも対応(このときの静止画は7.6メガピクセル)。ドルビーデジタル5.1chサラウンドにも対応し、ズームレンズの動きに連動して指向性を変化させるマイクも備えた。また、240fpsのスローモーション撮影にも対応している。米国での発売は3月、価格は$1400を予定している。


SD画質モデル「DCR-SR220」

北米市場では、まだまだ根強い支持があるスタンダードディフィニション(SD)のカムコーダー。その中でもっともハイスペックなモデルとなるのが「DCR-SR220」だ。


HDDとメモリースティックのハイブリッド記録を実現したSDモデルの最上位機種がこのDCR-SR220。動画時の静止画同時期録では3メガピクセルで記録される
40GB・HDDを搭載し、メモリースティックへの記録も可能となっているハイブリッド仕様を採用。撮像素子には4メガピクセル相当の静止画撮影が行える2メガピクセル・クリアビッドCMOSを搭載し、SDのHDDモデルで唯一、顔認識機能や光学手ぶれ補正機能を搭載する。発売は3月で、価格は$850とSDカムコーダーとしてはハイグレードな部類に入る。


その他、60GB・HDDとメモリースティックに記録が行えるDCR-SR85は、メガピクセルCCDを採用する普及型モデルで、価格は$700。同じく40GB・HDDを搭載したDCR-SR65。価格は$600。HDDモデルでもっとも下位モデルとなるDCR-SR45が、30GB・HDDを採用するノンメガピクセルモデル。価格は$500。SR220以外の3機種は2月の発売を予定している。

(会田肇)

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